2011年11月01日
試し振り
今日は休みの日なのだが、昨晩は飲み会で出釣はならずシャロムはお預け。
前回の記事でお知らせしたkawagarasu rod について dragfreeさんから「10ヤード前後は楽にいけるか?」というご質問があり、さきほどは「いけるんじゃないか」とお答えしたのですが、実際どんなもんか?と試し振りをしてきました。
近所の公園です。

いや、いい天気でポカポカです。Tシャツの上に長袖のシャツ、フリースを着ていったら暑くて、どんどん脱いでけっきょくTシャツ1枚に。

他のロッドとのキャストフィーリングの違いをみるため、4本のロッドを持ってきました。

上から、6'2" #3-4 のグラスロッド(coatac)
7'6" #2-3 のグラファイトロッド(buluehelon)
そしてnew rodの6'0" #3 のバンブー(kawagarasu)
一番下が 7'3" #3-4 のバンブー(b-mode design)
まずはkawagarasu rodを繋いでラインを通します。ラインは4本とも#3F DTです。
このロッドのフェルールはふつうのフェルールとは少し構造が違うので、「しっかり奥まで差し込んでください。」とのこと。
あまり奥まで入れて抜けなくなったり、逆にゆるくなったりしたら・・・という心配をしなくていいのは気が楽です。
さて、振ってみると、5ヤードくらいまではまことに軽快な振り心地。ロッドの軽さと6'という長さが生きるのはやっぱりこのあたりでしょう。
もっとも5ヤードというのは出ているラインの長さですから、12ftほどのリーダーを足すとあと4ヤード合計8から9ヤードほどはカバーできてるわけです。
その先、ラインを延ばしていって9から10ヤードあたりになると、さすがに私の腕ではちょっとつらくなってきます。
飛ぶことは飛ぶのですが、正確性やトラブルのことを考えるとよっぽどいい魚に一発勝負をかけるってとき以外無理しないほうがよさそうです。
ロッドのアクションは素振りの感触よりラインを通して振ったほうがしゃきっとするように思いました。べろんべろんに柔らかいというロッドではありません。
他のロッドはというと、7'3" #3-4 のバンブー、これはパワーの差が歴然で10ヤード以上のきょりが楽にでます。秋川あたりで15~18cmのヤマメをねらうにはちょっとオーバーパワーですね。
7'6" #2-3 のグラファイトロッド(buluehelon)は今シーズン一番活躍してくれました。これもショートレンジの小渓流用に使っているのですが、やはりグラファイトなので10ヤードくらいは楽に飛ばせます。
coatacのグラスも短い藪沢用なのですが、大き目のグリップが好みでなくあまり出番がありません。
6'2"という長さなので、これも距離を出すには向いてないですね。
こうして何本かのロッドを振りながら、その間にもkawagarasu rodを繰り返して試してみました。
そうするとこのロッドの特性がよりはっきりと伝わってくるようです。
6'の長さと軽さをいかして、比較的落差のある、ポイントのはっきりした流れを軽快に釣りあがっていくのに適したロッドというイメージが明確になってきました。

と、短時間に数本のロッドを振り比べてみるとそのロッドの特性というものがよくわかっておもしろいですね。
前回の記事でお知らせしたkawagarasu rod について dragfreeさんから「10ヤード前後は楽にいけるか?」というご質問があり、さきほどは「いけるんじゃないか」とお答えしたのですが、実際どんなもんか?と試し振りをしてきました。
近所の公園です。

いや、いい天気でポカポカです。Tシャツの上に長袖のシャツ、フリースを着ていったら暑くて、どんどん脱いでけっきょくTシャツ1枚に。

他のロッドとのキャストフィーリングの違いをみるため、4本のロッドを持ってきました。

上から、6'2" #3-4 のグラスロッド(coatac)
7'6" #2-3 のグラファイトロッド(buluehelon)
そしてnew rodの6'0" #3 のバンブー(kawagarasu)
一番下が 7'3" #3-4 のバンブー(b-mode design)
まずはkawagarasu rodを繋いでラインを通します。ラインは4本とも#3F DTです。
このロッドのフェルールはふつうのフェルールとは少し構造が違うので、「しっかり奥まで差し込んでください。」とのこと。
あまり奥まで入れて抜けなくなったり、逆にゆるくなったりしたら・・・という心配をしなくていいのは気が楽です。
さて、振ってみると、5ヤードくらいまではまことに軽快な振り心地。ロッドの軽さと6'という長さが生きるのはやっぱりこのあたりでしょう。
もっとも5ヤードというのは出ているラインの長さですから、12ftほどのリーダーを足すとあと4ヤード合計8から9ヤードほどはカバーできてるわけです。
その先、ラインを延ばしていって9から10ヤードあたりになると、さすがに私の腕ではちょっとつらくなってきます。
飛ぶことは飛ぶのですが、正確性やトラブルのことを考えるとよっぽどいい魚に一発勝負をかけるってとき以外無理しないほうがよさそうです。
ロッドのアクションは素振りの感触よりラインを通して振ったほうがしゃきっとするように思いました。べろんべろんに柔らかいというロッドではありません。
他のロッドはというと、7'3" #3-4 のバンブー、これはパワーの差が歴然で10ヤード以上のきょりが楽にでます。秋川あたりで15~18cmのヤマメをねらうにはちょっとオーバーパワーですね。
7'6" #2-3 のグラファイトロッド(buluehelon)は今シーズン一番活躍してくれました。これもショートレンジの小渓流用に使っているのですが、やはりグラファイトなので10ヤードくらいは楽に飛ばせます。
coatacのグラスも短い藪沢用なのですが、大き目のグリップが好みでなくあまり出番がありません。
6'2"という長さなので、これも距離を出すには向いてないですね。
こうして何本かのロッドを振りながら、その間にもkawagarasu rodを繰り返して試してみました。
そうするとこのロッドの特性がよりはっきりと伝わってくるようです。
6'の長さと軽さをいかして、比較的落差のある、ポイントのはっきりした流れを軽快に釣りあがっていくのに適したロッドというイメージが明確になってきました。

と、短時間に数本のロッドを振り比べてみるとそのロッドの特性というものがよくわかっておもしろいですね。
Posted by wind knot at 16:04│Comments(6)
│フライフィッシング
この記事へのコメント
こんばんは
試し振りは楽しそうですね!
それより、#3のラインが巻いてあるリールが4つも
あることにすっかり感心してしまいました。(爆)
試し振りは楽しそうですね!
それより、#3のラインが巻いてあるリールが4つも
あることにすっかり感心してしまいました。(爆)
Posted by jbopper at 2011年11月01日 20:33
jbopperさん、こんばんは。
釣りに行けないとなると、せめてロッドを振るだけでもと・・・
短時間でしたが楽しかったですよ。
ロッドもリールもいつの間にか?増えてしまいますね(汗)。
釣りに行けないとなると、せめてロッドを振るだけでもと・・・
短時間でしたが楽しかったですよ。
ロッドもリールもいつの間にか?増えてしまいますね(汗)。
Posted by wind knot at 2011年11月01日 21:48
こんばんわ
わざわざ
有り難う御座います
再度、検討する事にします
今日は
やどきりに行って来ました
次こそは丹沢に行きます
しかし、練習と川で
毛ばりを付けた時と
付けない時のキャストは
どうして変わってしまうので
しょうね(泣)
わざわざ
有り難う御座います
再度、検討する事にします
今日は
やどきりに行って来ました
次こそは丹沢に行きます
しかし、練習と川で
毛ばりを付けた時と
付けない時のキャストは
どうして変わってしまうので
しょうね(泣)
Posted by dragfree at 2011年11月01日 22:33
dragfreeさん、おはようございます。
やはり川に向かうとキャストもまた違うものになりますよね。
結ぶフライによっても変わってくるし、流れの筋を読んでドリフトさせるとなると・・・
まあ、そこが楽しいんだからしょうがないですね(笑)。
やはり川に向かうとキャストもまた違うものになりますよね。
結ぶフライによっても変わってくるし、流れの筋を読んでドリフトさせるとなると・・・
まあ、そこが楽しいんだからしょうがないですね(笑)。
Posted by wind knot
at 2011年11月02日 07:45

こんにちは。
試し振りもシーズンオフだからゆっくり出来ますね。
自分も一度時間見てやらないと・・・と痛感しました。
私の場合は、6’サイズは持ってないのでわかりませんが、どんな感じなんでしょう?
そうそう、coatac のグリップは自分好みに削ってカスタマイズしちゃいましょう!
試し振りもシーズンオフだからゆっくり出来ますね。
自分も一度時間見てやらないと・・・と痛感しました。
私の場合は、6’サイズは持ってないのでわかりませんが、どんな感じなんでしょう?
そうそう、coatac のグリップは自分好みに削ってカスタマイズしちゃいましょう!
Posted by NOBU at 2011年11月02日 07:55
NOBUさん、こんばんは。
6'2"のcoatacについていえば、やはり小渓流に限ってのタックルという印象でしょうか。
一般渓流でいえば長いほうが有利というのは理屈どおりですが、ナナハンくらいなら小渓流でもそんなに不自由しませんし、一番使いやすいと思ってます。
ではなぜ6'?
まあ、そういうので釣るのもおもしろいんじゃないかという、ある意味、効率をもとめないフライフィッシングの考え方そのものにいっちゃうんじゃないかと・・・
グリップ細くするのはサンドペーパーで削るんですよね。やってみようかな(笑)。
6'2"のcoatacについていえば、やはり小渓流に限ってのタックルという印象でしょうか。
一般渓流でいえば長いほうが有利というのは理屈どおりですが、ナナハンくらいなら小渓流でもそんなに不自由しませんし、一番使いやすいと思ってます。
ではなぜ6'?
まあ、そういうので釣るのもおもしろいんじゃないかという、ある意味、効率をもとめないフライフィッシングの考え方そのものにいっちゃうんじゃないかと・・・
グリップ細くするのはサンドペーパーで削るんですよね。やってみようかな(笑)。
Posted by wind knot
at 2011年11月02日 22:53
