趣味はフライフィッシング

鹿といえばフライフィッシャーにとってお世話になりっぱなしなエルク。

ウィキペディアでみるとエルクというのは
北アメリカではアメリカアカシカのことを指すが、
ヨーロッパではエルクといえばヘラジカ。
一方、北アメリカでヘラジカといえばムースのこと
だそうでなんだかややこしい。

フライのマテリアルにはどちらも登場するが、
やはりエルクのほうがなじみが深い。
自分で巻いたドライフライで初めて魚がつれたとき、
そのフライはエルクヘアカディスだった。
という人も多いんじゃないだろうか？

かくいう私もその一人だ。

巻きやすく、見やすく、よく釣れた。
まあ、フライフィッシングも深みにはまりこんで
いくにつれ、エルクヘアカディスだけでは
太刀打ちできないということになるのだが、
最初のころはこのフライばかり使っていた。






先日、あるインテリア雑貨店でみつけて衝動買いした
木彫りのエルクヘッド。
2000円という破格のプライスにはじめは
樹脂製の量産品かと思ったのだが、
いくつか並んだ商品は一つ一つ木目も異なり
ハンドメイドのようだった。



この鹿がはたしてエルクなのかどうか
私にはわからないが、見た瞬間に
あっ、エルクだ！と思い込んでしまった(笑)。

エルクかどうか、ネットで調べたがよくはわからなかった。
この置物は角が前に向かって伸びているが、
本物のエルクの写真では、角は背中側に向かって伸びている。

そのままだと、よく見かける鹿の頭の剥製なども
角が壁にぶつかってしまうだろうから、
切り離して付け替えているのだろう。


上の写真ではずいぶん立派に見えるかもしれないが
実際の大きさはこんなもん。



本来は2つ買ってブックエンドとして使うらしい。
これをブックエンドとして使うためには
そうとうに大きなデスクが必要だ。

私の机の上はタイイングツールやらマテリアルやらが
山盛りになっていて、カミサンにいつもしかられている。

たまには片付けて、このエルクを置くスペースをつくってあげようか。
エルクに話しかけながら、タイイングをするのもいいかな。
なんて、はたからみたらいよいよ危ない？