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2018年11月04日

丹沢ホーム

丹沢ホーム




 先週の水、木と丹沢ホームに行ってきた。ほぼ毎年、禁漁後に一度は訪れている。今回も1年ぶりの釣行だった。


丹沢ホーム


 普通なら圏央道を高尾で降りて宮ケ瀬湖から林道に入るのだが、今年はこの林道が大雨で崩落して6月以来ずっと通行止めが続いている。仕方がないので東名まで出て秦野からヤビツ峠経由でここまで来た。丹沢ホームへの入り口となる林道分岐に設置された温度表示は9時半の時点で10℃を示していた。川に下りれば8、9℃だろうがドライフライでなんとかなりそうだった。

 ホームで受付をすませ今回は最下流部へと向かった。


丹沢ホーム


 札掛橋を渡って右岸側の遊歩道を歩く、何度も訪れてはいるがあまり下流部には入った記憶がなく、この東屋を見たのも初めてだった。適当なところで釣り始めようと思ったらすでに釣り人がいた。どこから入ったのかな、と思いながら結局一番下の堰堤上まで来てロッドを振り始めた。


丹沢ホーム


 先行者があるのでどうかなと不安もあったがすぐに1匹目がかかった。対岸の岩盤際にできた緩流部だった。


丹沢ホーム


 先行者はもっと上から入ったのか、単にここはねらわなかったのかわからないがまずは一安心してこのまま釣りあがることにした。


丹沢ホーム


 前回釣行の赤久縄と異なりここ丹沢ホームは開けた渓相なのでロッドは振りやすい。下流部は平瀬が多いので初心者にも釣りやすい場所だろう。


丹沢ホーム


 2匹目はニジマスだった。放流量はやはりニジマスが一番なのだろうが、日によってはイワナがやたらと釣れることもあるので少し期待があった。ヤマメはあまり出ないのだが過去にはヤマメの活性がやたらといい時もあったのだ。


丹沢ホーム


 期待に応えるように3匹目はイワナ。


丹沢ホーム


 雲はあるものの穏やかに晴れた秋空のおかげでそれほど寒さは感じずに済んだ。木の葉は色づいてきているが紅葉の見ごろにはまだ少し早いようだ。


丹沢ホーム


 もう1匹イワナを釣ったあと今度はヤマメが釣れた。胸鰭の付け根あたりに二筋のナイフで切られたような傷があった。鳥についばまれたのとは違うようだがなんの傷だろう。産卵をめぐっての雄同士の競り合いで傷ついたのだろうか?



丹沢ホーム


丹沢ホーム


 その後はニジマスが入れ食いになった時間もあったがヤマメもちらほらと混じった。


丹沢ホーム


 今回は久しぶりにBlueHeron の赤いグラスロッドを携えていた。シーズン中のタイトな釣りには向かないので出番がないが、シーズンも終わっての管理釣り場をのんびり釣りあがるのには癖のあるアクションも楽しい。今回のアベレージは20~23㎝ほどの魚たちだったが柔らかいロッドゆえ、曲がる曲がる。尺もののニジマスでもかかればバットから満月となりまことに気持ちがよかった。


丹沢ホーム


 1日目はニジマス×17、ヤマメ×8、イワナ×4で合計29匹の釣果だった。期待に反してイワナがあまりかからなかったが、その分ヤマメが思いのほかに頑張ってくれた。


丹沢ホーム



 2日目の朝、朝食の前に外に出てみるとやはり寒い、ホームの玄関脇にぶら下げられた温度計は6℃を示していた。川は5℃を切っているかもしれなかった。


丹沢ホーム



 心なしか前日よりも紅葉の色づきが進んだような気がしたが1日でそんなに変わることはないだろう。1日目は釣りを始めたのがもう10時に近かったが2日目は8時のスタートになる。気温も低いし今日はニンフの出番かもしれないなと思った。


丹沢ホーム


 しかしそんな心配も杞憂だったようで前日の続きとなるつり橋の袂から入渓してみるとすぐにドライフライに反応があった。


丹沢ホーム


 最初に釣れたのはこの日もイワナだった。そして次々とイワナの4連発、区間の違いなのかその日の活性の違いなのかは分からないが前日とは違う手ごたえだった。


丹沢ホーム


 この日、最初のニジマスはなかなかのサイズだったがお尻から長いのを引きずっていた。


丹沢ホーム


 ピンボケで見にくいがハリガネムシだろう、長さは60㎝くらいありそうだった。ニジマスのお尻からほとんど出きっていたので生きているのか死んでいるのかわからないが、いずれにしてもあまり気持ちのいいものではない。

 2日目もいいペースで釣れたが始めの4連発の後もイワナが多かった。ヤマメは見える魚もけっこういたのだがフライは無視するか近寄ってきても見切られることがほとんどだった。


丹沢ホーム


 このヤマメは”まれに釣れた”1匹。2日目のロッドは8'0" #3のグラファイトに替えていた。最近はバックパックに予備のロッドを忍ばせていることも含めて4P以上のパックロッドを使うことがほとんどだが、今回は久しぶりに2Pのロッド、これもオフの管理釣り場だからか。


丹沢ホーム


 やはり前日よりも樹木の色づきが濃いように感じる、場所がちがうからということもあるのだろう。


丹沢ホーム
 

 丹沢ホームの建物の真下の堰堤が最後のポイント、魚はたくさんいるようだったがなかなかフッキングしない。警戒しているのか手前の水流に引かれたフライに微妙なドラッグがかかるのか口に入りきっていない感じがした。


丹沢ホーム


 ラストフィッシュはイワナだった。2日目はイワナ×14、ニジマス×6、ヤマメ×3匹の合計23匹という釣果だった。管理釣り場とは言え渓流のドライフライフィッシングをたっぷりと堪能できた2日間だった。





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この記事へのコメント
こんばんは、
圏央道で繋がったとはいえ、東名経由とは「意地でも!?」、という
感じでしょうか?(笑)
それにしても、この季節にドライでバンバン釣れますね。
私はホームへの狭い道もちょっと苦手ですが、こりゃ楽しそうですね。
Posted by jbopperjbopper at 2018年11月04日 18:05
jbopperさん、こんばんは。
まさしく意地でも、の釣行でした(^:^)
魚たちの活性はすごく高くてハイシーズンを思わせるようなつれ方でした。
ヤビツ峠のあたりはハイカーやバイカーもたくさんいて宮ケ瀬からの狭い道とはまた違った景色でしたね。
Posted by wind knotwind knot at 2018年11月04日 20:17
 
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    コメント(2)