2011年07月18日
エクステンドボディ
なでしこジャパンおめでとう、感動しました。
しかし、わが身はなかなか暑くて釣りに行く気もしない日々が続いています。
休日などは外へ出たとたんにクラッとくる暑さに恐れをなして、出るに出られず。
かといって節電のためエアコンもつけられず、せめてなにか冷たいものをと
昼間から缶チューハイなどを口に含みつつ暑さをしのいでおります。
まあ、夜になって電力需要も少しおさまるころあいを見計らいエアコンの
スイッチを入れてタイイングなどをポツポツ。
先般、木曾釣行で運よく29cmの良型アマゴを釣ったモンカゲフライなどを
また巻いてみました。

真夏の今頃になってモンカゲロウがハッチするのか?
よくわかりませんが、先般の川でもイブニングには大型のメイフライの
ハッチはたしかにありました。
で、大型のメイフライというとエクステンドボディというのが
ビジュアル的にも極めてわかりやすくまた魅力的に見えるフライとして
存在するわけです。
エクステンドボディについては様々な作り方があると思いますが、
私流のお手軽な素材でかんたんに作るやり方をひとつ。

上州屋さんなどで売っているウレタンチューブです。
これは朝霞ガーデンでのマーカー釣りの際にも使うのですが安価でお手軽なマテリアルです。
2メートルくらい?でパックされていて200円くらいだったような・・・

これをボディの長さ+アルファにカットしてミシン針などに通し、バイスに固定します。
テール側は斜めにカットします。

テール材を数本ボディの上に乗せ瞬間ヘッドセメントをちょんちょんとつけて仮止めします。

スレッドで根元を固定し、リビングします。瞬間ヘッドセメントでの仮止めは
根元を固定してからでもいいと思います。
スレッドをテール側後端でウイップフィニッシュします。

油性ペンでカラーリングし、瞬間ヘッドセメントでコーティングします。
乾いたら、バイスから針ごとはずして、針を回転させながらゆっくりボディから抜き取ります。

フックにボディを取り付けます。
ボディの長さを確認し、取り付ける部分を斜めにカットし(コーティングしてあるのでスレッドごとカットしても問題ありません。)、下巻きしたフックにスレッドで固定します。

ハックルポストを取り付けます。
ハックルスタッカー式にするのでシャンクの中央部に取り付けます。
次にハックルも取り付けます。

スレッドにダビングを施しソラックス後部を巻きます。ポストの前側にも2~3回転巻いておきます。
次にハックリング、7~8回転させます。

ハックルを巻いたら、前側を45度くらいカットします。
次の工程でハックルを後ろに撫で付けるのですが、これがやりやすくなります。

ハックルを後ろにまとめて指でしっかり保持します。

スレッドをアイ側に廻します。

ポストをアイ側に倒しスレッドで固定(2回転ぐらいで充分)します。
ポストのアイ側をさらにスレッドで巻き重ね、ポストをしっかり立て、
ソラックス前部をダビングし、ウイップフィニッシュして完成です。

ボディの長さとカラーリングを変えれば色々なメイフライに対応できると思います。
もっとも私には、何のハッチなのかは皆目わかっていないのですが(笑)。
先日釣りビジョンで渋谷直人さんの鬼怒川本流で大ヤマメというのを放送していましたが、
渋谷さんにしてモンカゲロウのエクスペンドボディでをフッキングさせるのは至難の技だそうです。
フックサイズはともかく、フライのサイズは#8とか#10とかでかいものになるのでしっかり食わせるのは難しいのですね。
しかし、人間の目にはいかにもそれらしいシルエットで、このフライで食わせてみたいと思いたくなるのも間違いないですね。
しかし、わが身はなかなか暑くて釣りに行く気もしない日々が続いています。
休日などは外へ出たとたんにクラッとくる暑さに恐れをなして、出るに出られず。
かといって節電のためエアコンもつけられず、せめてなにか冷たいものをと
昼間から缶チューハイなどを口に含みつつ暑さをしのいでおります。
まあ、夜になって電力需要も少しおさまるころあいを見計らいエアコンの
スイッチを入れてタイイングなどをポツポツ。
先般、木曾釣行で運よく29cmの良型アマゴを釣ったモンカゲフライなどを
また巻いてみました。

真夏の今頃になってモンカゲロウがハッチするのか?
よくわかりませんが、先般の川でもイブニングには大型のメイフライの
ハッチはたしかにありました。
で、大型のメイフライというとエクステンドボディというのが
ビジュアル的にも極めてわかりやすくまた魅力的に見えるフライとして
存在するわけです。
エクステンドボディについては様々な作り方があると思いますが、
私流のお手軽な素材でかんたんに作るやり方をひとつ。

上州屋さんなどで売っているウレタンチューブです。
これは朝霞ガーデンでのマーカー釣りの際にも使うのですが安価でお手軽なマテリアルです。
2メートルくらい?でパックされていて200円くらいだったような・・・

これをボディの長さ+アルファにカットしてミシン針などに通し、バイスに固定します。
テール側は斜めにカットします。

テール材を数本ボディの上に乗せ瞬間ヘッドセメントをちょんちょんとつけて仮止めします。

スレッドで根元を固定し、リビングします。瞬間ヘッドセメントでの仮止めは
根元を固定してからでもいいと思います。
スレッドをテール側後端でウイップフィニッシュします。

油性ペンでカラーリングし、瞬間ヘッドセメントでコーティングします。
乾いたら、バイスから針ごとはずして、針を回転させながらゆっくりボディから抜き取ります。

フックにボディを取り付けます。
ボディの長さを確認し、取り付ける部分を斜めにカットし(コーティングしてあるのでスレッドごとカットしても問題ありません。)、下巻きしたフックにスレッドで固定します。

ハックルポストを取り付けます。
ハックルスタッカー式にするのでシャンクの中央部に取り付けます。
次にハックルも取り付けます。

スレッドにダビングを施しソラックス後部を巻きます。ポストの前側にも2~3回転巻いておきます。
次にハックリング、7~8回転させます。

ハックルを巻いたら、前側を45度くらいカットします。
次の工程でハックルを後ろに撫で付けるのですが、これがやりやすくなります。

ハックルを後ろにまとめて指でしっかり保持します。

スレッドをアイ側に廻します。

ポストをアイ側に倒しスレッドで固定(2回転ぐらいで充分)します。
ポストのアイ側をさらにスレッドで巻き重ね、ポストをしっかり立て、
ソラックス前部をダビングし、ウイップフィニッシュして完成です。

ボディの長さとカラーリングを変えれば色々なメイフライに対応できると思います。
もっとも私には、何のハッチなのかは皆目わかっていないのですが(笑)。
先日釣りビジョンで渋谷直人さんの鬼怒川本流で大ヤマメというのを放送していましたが、
渋谷さんにしてモンカゲロウのエクスペンドボディでをフッキングさせるのは至難の技だそうです。
フックサイズはともかく、フライのサイズは#8とか#10とかでかいものになるのでしっかり食わせるのは難しいのですね。
しかし、人間の目にはいかにもそれらしいシルエットで、このフライで食わせてみたいと思いたくなるのも間違いないですね。
Posted by wind knot at 21:34│Comments(4)
│フライフィッシング
この記事へのコメント
こんにちは
おおおお~カッコイイFLYです!
真似しょうッと(^-^)しかし・・ボディー材何か他ので・・^^;
大きなフライ 食ってくれるような魚がいるかが問題でもありますが(笑)
昼間から0ハイ!の方が羨ましいな~(大笑)
では又。
おおおお~カッコイイFLYです!
真似しょうッと(^-^)しかし・・ボディー材何か他ので・・^^;
大きなフライ 食ってくれるような魚がいるかが問題でもありますが(笑)
昼間から0ハイ!の方が羨ましいな~(大笑)
では又。
Posted by type r tata at 2011年07月19日 07:17
おはようございます!
エクテンデッド・ボディは以前お手製を作ってみたのですが
作業が細かく面倒くさくて、最近は手付かずでした。
ウレタンチューブなら、簡単にできそうですね!
浮力はいかがですか?この素材、早速探してみます!
エクテンデッド・ボディは以前お手製を作ってみたのですが
作業が細かく面倒くさくて、最近は手付かずでした。
ウレタンチューブなら、簡単にできそうですね!
浮力はいかがですか?この素材、早速探してみます!
Posted by jbopper
at 2011年07月19日 08:40

tataさん、こんばんは。
マーカーで着色して瞬間ヘッドセメントでコーティングしたボディはなんともいえぬテラテラ感でなまめかしく、魚より先に人間がバイトしてしまう感じですよ。
ぜひ、一度お試しを。
マーカーで着色して瞬間ヘッドセメントでコーティングしたボディはなんともいえぬテラテラ感でなまめかしく、魚より先に人間がバイトしてしまう感じですよ。
ぜひ、一度お試しを。
Posted by wind knot
at 2011年07月19日 22:14

jbopperさん、こんばんは。
ウレタンチューブはほんとにお手軽なのでその気になればボディの量産もかんたんです。
素材自体は沈まないと思いますが、フックを浮かせるほどの力はないので浮力のあるウイング材を使うのがポイントでしょうか。
浮力ならパラシュートのままのほうがいいのですが、見え方的にはハックルが後ろを向いてるほうがカッコよく見えるんですよね(笑)。
ウレタンチューブはほんとにお手軽なのでその気になればボディの量産もかんたんです。
素材自体は沈まないと思いますが、フックを浮かせるほどの力はないので浮力のあるウイング材を使うのがポイントでしょうか。
浮力ならパラシュートのままのほうがいいのですが、見え方的にはハックルが後ろを向いてるほうがカッコよく見えるんですよね(笑)。
Posted by wind knot
at 2011年07月19日 22:24
