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2011年05月30日

砂を食うヤマメ?(養沢②)

ずいぶんと早い梅雨入りだと思ったら、いきなり台風で、
いったいどうなっているんでしょう。

ホームリバーといえる神流川の上野村役場前の昨日18:30ごろ(ライブカメラ)。

砂を食うヤマメ?(養沢②)

手前の駐車スペースまで、水没しています(T_T)。

東北地方はこれからまだ大雨の危険があるようです。
被災地にこれ以上の被害が出ないことを祈ります。


先日27日の養沢釣行でのこと。

前日の夜にそこそこの雨が降り、川は少し水が多いかなというぐらいの状況。
気温は15℃ほどで、長袖のシャツだけだとちょっと肌寒さを感じるくらいでした。

午後から入った養沢はこの季節にしてはドライフライへの反応がなく、
最初に釣ったヤマメも、落ち込みの流芯の向こうに入れたフライが流れに引かれて
沈みながら流芯を横切ろうとしたときに出たものでした。

砂を食うヤマメ?(養沢②)


やっぱり水面じゃないのかと思いつつストマックを取ると、

写真を撮らなかったのが残念ですが、出てきたのは黄色っぽい砂。

それもかなりの量です。虫らしきものは入っていません。

写真のヤマメですが、なんとなくお腹が重そうに見えなくもない?

大雨の増水時にイワナが石を食って体を重くし流されるのを防ぐ、ということは
聞いたことがありますが、ヤマメが砂を食って流されるのを防ぐ、ということもあるのか??

翌日の28日に関東地方も梅雨入り、その後は台風の影響で大雨。

増水に備えて流されないように砂を食ったんでしょうか?

というのは釣人のロマンチックな想像で、実際には砂底に棲息するユスリカの
ラーバを砂ごと食っていたのだろうと思います。

事実、#20の赤いミッジラーバを沈めて数匹の魚をキャッチすることができたのです。
いずれにしても水面への関心が低いことだけは間違いがないようでした。

お腹の中を見るというのはさかなには申し訳ないのですが、
いろいろと想像することができておもしろいものだと改めて感じました。

 
 
 








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この記事へのコメント
こんにちは

どこも増水でイマイチですね(泣)

ヤマメもイワナも増水前には砂や砂利を呑みますよ!
気圧の変化を察知するのか!?詳しい事はわかっていないようですが…
Posted by ドラッグフリー at 2011年06月01日 17:38
ドラッグフリーさん、こんばんは。

コメントありがとうございます。

増水前にヤマメも砂を飲む!!

そうであったらおもしろいなあ、とは思っていたのですが。

やっぱりそういうことがあるんですね。

これから大雨が降って増水することを事前に察知して、
そして流されないように砂や石を飲んで体を重くする。

人間なら理屈で考えることでしょうが、渓魚たちはいったい
どうしてそんなことがわかるのでしょう?

ふつうの人にとっては「それがどうしたの?」くらいのことでしょうが
なんだか感動してしまう私であります(笑)。
 
Posted by wind knotwind knot at 2011年06月01日 22:20
こんばんは
雨の降る前からなぜ水の中で気圧変化がわかるかは、わかりません!
以前、水産試験場の方に聴いたのですが渓流魚の習性など…ほとんどが、まだわかってないようです!アユの冷水痛の原因を調べるに当たって渓流魚を少し調べた程度と言う事でした。
最近は日光イワナ、ヤマトイワナ、エゾイワナ、アメマスが混ざり合ってますから、より複雑だと思います(泣)

ま…ニジとヤマメやニジとイワナの混じった魚より良いですけど(泣)
Posted by ドラッグフリー at 2011年06月02日 20:16
ドラッグフリーさん、こんばんは。

自然というものは奥の深いものですね。

そんな自然の一端に触れることができることがフライフィッシングの
楽しさのかなりの部分を占めていますね。
Posted by wind knotwind knot at 2011年06月04日 22:36
 
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    コメント(4)