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2017年10月21日

今シーズンを振り返る

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秋の長雨が続いて外にも出られない。おまけに何10年ぶりとかいうほどに寒くてタイイングの準備にフックでも買いに行こうかという気にすらなれないでいる。

仕方ないので今シーズンの釣行実績の整理でもしてみようかと思いついた。昨年9月で会社を定年で退職し、10月から再雇用の身となった。会社の規定ではフルタイムで働くこともできるのだが私は短時間の勤務を選んだので月に15日しか働かない。もちろんできるだけたくさん釣りに行きたいがための選択で、今シーズンはその「たくさん釣りに行く」ことができる初めてのシーズンだった。

はたして「たくさん釣りに行く」ことはできたのか、そして釣果はいったいどうだったのかを整理してみたのが下の表だ。


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実は今シーズンのスタートにあたって「たくさん」の具体的目標は定めていた。「たくさん」=60回。月に15日しか働かないと言うことは後の15日は当然休みなわけでその休みの半分、月に8回の釣行を断行したとして7ヶ月のシーズンで56回となる。あと4回はなんとか有給休暇を都合したりすれば、シーズン中60回の釣行も夢ではないと思った。そしてその結果は・・・月に8回から9回の釣行というのはやろうとすると並大抵ではないと言うことがよくわかった。

上の表にあるとおり今シーズン中の釣行日数は46回、月平均で6.6回だった。月7回も越えられなかったのは非常に不本意だが、実際にはまず天候の問題があって、これがやはり最大の障害だった。月に15日しか働かないといっても好きなときにフラッと会社に行くわけじゃないから、釣行予定日が雨で増水だなんだとなれば釣行はかなわない。再雇用の身と言えどそこはサラリーマン「明日は天気がいいので釣りに行くから休むわ、よろしくねー!」というわけにはいかない。

それから体力的な問題、8月などはせっかく出かけた木曽への釣行も体調を崩して満足にロッドを触れなかった。シーズン初期は快調だったもののだんだんと疲れも溜まってくる。そこに夏の暑さが加わわるとなるとヤル気はあっても体がついてこない。7月以降の釣行日数の伸び悩みは天候不順の影響が大きいが、夏バテ気味だったことも大いに関係ありそうだ。

最後に経済的な問題、仮に月8回の釣行を全部日帰りで行くとすると、私が一番よく行く群馬県の渓流でも高速代とガソリン代だけで1往復に6000円~7000円かかる。8回行けばそれだけで5万円ほどがすっ飛んでしまう。そこで1回行ったら2日は釣りをしようという連荘釣行の作戦を考えた。しかも極力車中泊かキャンプで宿泊費は浮かすと言う魂胆だ。これはまあまあうまくいったかな、とは思っている。もちろん旅館にも泊まってはいるが車中泊とテント泊は経済効果を抜きにしてもけっこう楽しかった。だが、後半はこの車中泊とテント泊が体力の消耗にもつながっていたようにも思った。

今回は写真がないのでここで今年の月別メモリアルフィッシュをアンコール。


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1月は秩父FFでの1匹、やたらと尾びれの大きなニジマスだった。


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2月は上野村のオフシーズンニジマス釣り場。解禁前の肩慣らしにしては相手がでかすぎた。


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3月、解禁は上野村のC&R区だった。2日間の釣行でライズゲームはできなかったがまずまず釣れた。このヤマメは鰭も肌もきれいで年越しの魚のようだった。


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4月、近場の渓で出あった真っ赤なヤマメ。


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5月、イワナの活性も上がってきて尺ものの引きも味わうことができた。


ところでシーズン中の釣行は46回で終わってしまったが、期間を年間に広げて(渓流型の)管理釣り場または冬季特設釣り場への釣行も数えてみるとこの間の上野村釣行までで50回ということになった。ひょっとするとシーズン中は無理でも年間なら60回の釣行も可能かも、と考えたりもしたがそれもこの長雨のせいで難しくなった。

肝心の釣果のほうは表をご覧のとおりでお世辞にも芳しくはなかった。シーズンを通しての合計釣果は311匹1回平均6.8匹だった。表の一番右の列の補正というのは6月のスクール(釣りをするというより練習、スクールだからね)と9月の赤久縄(管釣りだから釣れて当たり前?)を除いて計算したもの。まあ、ほとんど変わりはなかったが。
4月の平均8.4匹というのが突出しているが、関東の渓流だとやはり4月がベストシーズンなのだろう。本来は5月あたりがよさそうなものだがゴールデンウィークをすぎるととたんに渓魚たちのスレ具合が半端じゃなくなるように思う。

まだ来シーズンの話をする時期でもないとは思うが、来シーズンまた釣行日数60日をめざすかというと、正直なところもういいやという思いが強い。釣行の回数より質・・・などというとおこがましいけれど、フライフィッシングに数の目標はやっぱり似合わないような気がする。ただし連荘釣行は続けたい。車中泊も手がるでいいけれど楽しさではやっぱりキャンプが勝つ。キャンプは来シーズンも積極的にやりたいなと思う。




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6月、今シーズン新規開拓の渓、2度目の釣行では8寸クラスが連発した。


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7月の野呂川釣行は今シーズンのハイライトだった。初めて山小屋に泊まり、めでたく尺ヤマトにも出会うことができた。


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8月、例年お盆の時期は釣行は避ける。今年もお盆明けから釣りを再開したが雨が多く増水に泣かされた。木曽への遠征はそれでも柔肌ヤマトに癒されたが釣行の後半で体調を崩し発熱に見舞われた。


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9月、ラス前の釣行で早くも真っ黒に錆びたヤマメ。今年は季節の進行が1ヶ月早いのを魚たちはわかっていたのだろう。


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10月は先日の神流川でハードにファイトしてくれたハコスチ。といってもまだ先がある。来週は台風の影響がそれほどでなければ養沢か赤久縄にでも行きたいな。無理そうな気もするけど・・・





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この記事へのコメント
こんばんは!
データを見ると、結構「気付き」があるものですよね。
私も4月は好調で、その後ガクッと落ちて、そのまま下降線でした。
5月レベルに踏みとどまり、しかも尺も含めて良い釣果だったのでは?
釣行数は、ほどほどにってことですかね?(汗)
という私も、せっせと毎週末通うようにしていましたが、ここに来て、
雨で行けていません。早く水が引くと良いのですが…(泣)
Posted by jbopperjbopper at 2017年10月24日 23:36
jbopperさん、こんにちは。
4月はやっぱりいいですね。8月に訪れた木曽の宿の主人に「8月は一番釣れない、9月になればまたよくなる。」と言われました。データを見るとまさにそのとおり。小さな天候不順はあるにしても、大きな季節の流れはいつの年もそうは変わらないということでしょうか。
それにしても今週末はまた台風だとか、こまったものですね。
Posted by wind knotwind knot at 2017年10月25日 10:57
 
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    コメント(2)