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2022年03月27日

花曇りのマルタ釣り

花曇りのマルタ釣り




 午前中はやや強めだった風が午後になっておさまってきた。

 空はぼんやりとした曇り空、かねてから気になっていた柳瀬川にマルタの様子を見に行くにはちょうどいい雰囲気だった。

 
花曇りのマルタ釣り


 マルタ釣りももう何年もやっていない。ここ数年は橋やら護岸やらの整備工事が続いていて釣りをするような気分じゃなかった。その工事もやっと落ち着いて今年はマルタをやってみるのもいいかなと思っていた。


花曇りのマルタ釣り


 この橋のあたりは我が家から自転車で10分ばかりの距離、長靴をはいてペダルをこいだ。藪原だった河川敷はすっかりきれいに整備されていてバーベキューなどをしているグループがちらほらいる。鯉釣りをしている人に声をかける「とマルタなら橋の上流の瀬にいっぱいいるけどひとり釣ってる人がいると思うよ」と教えてくれた。

 なるほど橋脚の向こうにルアーマンがひとりいた。少し距離をおいて橋のこちら側でロッドを振ることにした。

 曇り空で水中が見づらい、黒っぽく見えるのが魚の群れなのか底の色なのか判然としないがとりあえずフライを流してみる。8FT #4 のロッドに5X 12FT のリーダー+ 5X 4FT のティペットをつないだルースニング。フライはマルタといえばの赤を結んだが反応なし。

 上流のルアーマンがマルタをかけたがスレがかりのようだ。ルアーマンのじゃまにならない程度に少しずつ移動していくと明らかにそれとわかる魚影が確認できるようになってきた。しつこくキャスト続ける。

 しばらくすると上流のルアーマンがいなくなったのでポイント移動。上流に広がる浅瀬から足元の護岸際にスリット状のえぐれが続いていてマルタの群れが溜まっていた。群れのひしめく流れの底を転がすようなイメージでフライを繰り返し流す。マルタにつきもののスレがかりで2バラシ2ブレイク1キャッチ。切られたうちの1匹は鯉だったかもしれない。群れの中には何匹か鯉も混ざっているようだった。


花曇りのマルタ釣り


花曇りのマルタ釣り


 尾びれの付け根にがっちりフッキングしてバレずにすんだがランディングには苦労した。ネットいっぱいの50cmでまさに丸太のように太っていた。


 やっぱり口にはかからないんだよなー、とぶつぶつ言いながらキャストを続ける、インジケーターがスッと止まった。ン、今度はなんだか頭のほうにかかってるみたいに見えた。よしよし、こりゃ口に入ってそうだ、やっとだー、よかった。


花曇りのマルタ釣り


 これもちょうど50cmといったところだったがしっかり口にフッキングしていたのですんなりランディング成功。ちょっと痩せ気味だったこともあったが口にかかっていればマルタの引きというのはそれほど強烈なものでもない。


花曇りのマルタ釣り


花曇りのマルタ釣り


 川沿いの桜並木は満開まではあと少しかかりそうだが散策を楽しむ人たちでにぎわっていた。空は高い雲に覆われた明るい曇り空でああ、こういうのを花曇りというんだろうな、なんだかマルタ釣りにはぴったりじゃないかという気がした。




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