2025年04月03日
本流上流部はまだまだ
2日目(3月27日)は本流の上流部へ。
年券を購入した受鑑所のおやじさんが支流の天然魚は動き始めているが本流はまだ、といっていたのは承知の上での入渓。

いつものようにえん堤の上から川に下りる、しばらくは開けたチャラ瀬が続く。この日は風も吹かない予報なのでのびのびとロッドが振れそうだ。
水温は10.2℃、前の日の支流は9.8℃だったから150mほど標高の高いここのほうが温いのが不思議だが、開けて陽当りがいい地形によるのだろう。状況は悪くない、“動いていない”という魚たちだがなんとか1匹でも会えればいい。

しかしやっぱり甘くはない。行けども行けども反応の“はの字”もなかった。

途中で沈めてもみたがまったく釣れそうな気がしなかった。どうせ釣れないなら気持ちよくロッドを振りたいと、しばらく進んでまたドライフライにもどす。

2時間たったところで腰をおろして早めのランチにした。朝は宿でたっぷりいただいてきたのでまだ腹はすいていなかったがコーヒーが飲みたかった。
暑くなく寒くなくの陽気で川を歩くだけで気持ちがいいのだが、まったくの無反応というのはやはり寂しい。まあ、こういう日もあるさとリバーサイドカフェをオープンした。
コンビニパンをかじり、コーヒーを飲みながら川を眺めているとなんと目の前でピチャッと飛沫が。

ここまで静寂をたもってきた川でまさかのライズだ。ピチャッという小さくても鋭い飛沫はたぶんオイカワサイズだが、そこに魚がいるというだけでうれしくなった。
あわててロッドを振って驚かせては元も子もない。ここはゆっくりコーヒーを飲みながらライズを眺めることにした。

15分ばかり眺めていただろうか、ライズポイントは3か所。1、2、3の順で10:3:1ぐらいの頻度だ。
1と2のライズフォームはあきらかに異なり、2と3は似ている。2と3は同じ魚かもしれない。少なくとも2匹の魚がいるのは間違いなさそうだった。
勇んでロッドを振る前にカフェを店仕舞する。焦ってゴミなど残さないようにしっかりチェック。幸いその間もライズは続いていた。

前の写真の3からフライを流していく。ここは反応なし。
2の少し上にフライを落とすと、ライズしていた場所から忽然と魚影があらわれてフライに寄っていく。だがちょうど流れのヨレにはまったフライに微妙なドラグがかかったか惜しいところで見切られてしまった。
気を取り直して本命の1をねらう。1回目はちょうどライズしていたポイントにフライが落ちた。もう少し上からか。
2回目はねらいどおりにフライが水面に乗って50㎝ほど流れたところで出た!(前の写真のWindknotスタンプのところ)

あ~長かった、やっと会えた。最後にポロリはなしだぜと小さくてもネットを差しだした。

ポロリの心配はなかった。フライは口の中にがっぷり納まっている。
釣り始めてから3時間弱、ぐうぜん腰をおろしたところで見つけたライズ。1匹目は仕留めそこなったが、本命のライズはほぼ1発でヒット。「サイズじゃないよね~」の見本のようなひと時を楽しませてもらった。

遡行を再開して間もなく、沈み石の前にいたヤマメが姿を見せたがヒットには至らなかった。こんな盛期のような場所についていたとはちょっと驚きだった。

さらに進んでストレートな流れが続くお気に入りのポイント。

思わず苦笑いのおチビさん。そうだよな早く大きくなるにはどんどん食わなきゃな、じゃましてゴメン。


これもゴメンネサイズだが午後になって活性が上がってきたようだ。

ここは一連の瀬の一番うえ、頭上の枝がじゃまでフライを入れにくいがうまく流せればいいサイズも出てくれる場所だ。

やっぱり出てくれた。これでも今回としてはいいサイズ、尾びれのオレンジが美しい。

大場所のプール、いい時には良型が2~3匹出てもいいポイント。
下から徐々に上流へと探りをいれていく。ヨレの形が刻々と変わっていく。よし、食った、いいぞ今日一番だろう、あ~~~抜けた~~~
なんで抜けるんだ~~~~
さぞや間の抜けた声を出していたと思うが、たしかにいいサイズだっただけに悔しさもひとしおだった。


最後のポイントが見えてきたところでもう1匹追加。ここから先は最終ポイントまで一気にはしょる。

岩盤際の大場所、水深もあってだれもがねらうポイントだ。いい時期には魚影も確認できるのだが今回はまだ早いのか姿は見えない。それでも周りは足跡だらけなのですでにかなり攻められてはいるのだろう。餌釣りやルアーにアドバンテージがありそうな流れだ。
ダメもとでフライを流してはみたがやはり反応はなかった。

上流のぶっつけ、ここも盛期にはヤマメが入っているのだが音沙汰なし。もういちど岩盤際を流して終わりにしよう。
沈めてみるかとも思ったがすでに退渓予定時刻はすぎていた。先ほどとは立ち位置を変えてフライを流れに入れる。うまい具合にティペットが逆U字を描いてフライ先行でドリフトする。
これで出なけりゃやっぱりだめか。
流心脇の緩流帯に引っ張られないように入れたラインスラックが伸びきりそうでフライにブレーキがかかり、スピードが落ちてくる。
と、そこにターゲットをロックした魚雷のようにヤマメが猛スピードで浮上してきた。
あっという間もなくフライにたどり着いたヤマメだったがフライを水面に残したまま反転して消えてしまった。
一瞬、フライが口に入ったかと思ったがフライにかかったブレーキのせいで吸い込めなかったか、ヤマメが目測をあやまったのか。
最後の最後にドキドキさせてもらったがこれにて2日間の釣行も無事に終了。
受鑑所のおやじさんのいうとおり、本流の天然物にはまだまだ早かった。それでもヤマメの顔は拝めたし、ドキドキさせてくれるコンタクトもあった。2日間とおしてみれば帳尻のあう釣りだったのだ。

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年券を購入した受鑑所のおやじさんが支流の天然魚は動き始めているが本流はまだ、といっていたのは承知の上での入渓。
いつものようにえん堤の上から川に下りる、しばらくは開けたチャラ瀬が続く。この日は風も吹かない予報なのでのびのびとロッドが振れそうだ。
水温は10.2℃、前の日の支流は9.8℃だったから150mほど標高の高いここのほうが温いのが不思議だが、開けて陽当りがいい地形によるのだろう。状況は悪くない、“動いていない”という魚たちだがなんとか1匹でも会えればいい。
しかしやっぱり甘くはない。行けども行けども反応の“はの字”もなかった。
途中で沈めてもみたがまったく釣れそうな気がしなかった。どうせ釣れないなら気持ちよくロッドを振りたいと、しばらく進んでまたドライフライにもどす。
2時間たったところで腰をおろして早めのランチにした。朝は宿でたっぷりいただいてきたのでまだ腹はすいていなかったがコーヒーが飲みたかった。
暑くなく寒くなくの陽気で川を歩くだけで気持ちがいいのだが、まったくの無反応というのはやはり寂しい。まあ、こういう日もあるさとリバーサイドカフェをオープンした。
コンビニパンをかじり、コーヒーを飲みながら川を眺めているとなんと目の前でピチャッと飛沫が。
ここまで静寂をたもってきた川でまさかのライズだ。ピチャッという小さくても鋭い飛沫はたぶんオイカワサイズだが、そこに魚がいるというだけでうれしくなった。
あわててロッドを振って驚かせては元も子もない。ここはゆっくりコーヒーを飲みながらライズを眺めることにした。
15分ばかり眺めていただろうか、ライズポイントは3か所。1、2、3の順で10:3:1ぐらいの頻度だ。
1と2のライズフォームはあきらかに異なり、2と3は似ている。2と3は同じ魚かもしれない。少なくとも2匹の魚がいるのは間違いなさそうだった。
勇んでロッドを振る前にカフェを店仕舞する。焦ってゴミなど残さないようにしっかりチェック。幸いその間もライズは続いていた。
前の写真の3からフライを流していく。ここは反応なし。
2の少し上にフライを落とすと、ライズしていた場所から忽然と魚影があらわれてフライに寄っていく。だがちょうど流れのヨレにはまったフライに微妙なドラグがかかったか惜しいところで見切られてしまった。
気を取り直して本命の1をねらう。1回目はちょうどライズしていたポイントにフライが落ちた。もう少し上からか。
2回目はねらいどおりにフライが水面に乗って50㎝ほど流れたところで出た!(前の写真のWindknotスタンプのところ)
あ~長かった、やっと会えた。最後にポロリはなしだぜと小さくてもネットを差しだした。
ポロリの心配はなかった。フライは口の中にがっぷり納まっている。
釣り始めてから3時間弱、ぐうぜん腰をおろしたところで見つけたライズ。1匹目は仕留めそこなったが、本命のライズはほぼ1発でヒット。「サイズじゃないよね~」の見本のようなひと時を楽しませてもらった。
遡行を再開して間もなく、沈み石の前にいたヤマメが姿を見せたがヒットには至らなかった。こんな盛期のような場所についていたとはちょっと驚きだった。
さらに進んでストレートな流れが続くお気に入りのポイント。
思わず苦笑いのおチビさん。そうだよな早く大きくなるにはどんどん食わなきゃな、じゃましてゴメン。
これもゴメンネサイズだが午後になって活性が上がってきたようだ。
ここは一連の瀬の一番うえ、頭上の枝がじゃまでフライを入れにくいがうまく流せればいいサイズも出てくれる場所だ。
やっぱり出てくれた。これでも今回としてはいいサイズ、尾びれのオレンジが美しい。
大場所のプール、いい時には良型が2~3匹出てもいいポイント。
下から徐々に上流へと探りをいれていく。ヨレの形が刻々と変わっていく。よし、食った、いいぞ今日一番だろう、あ~~~抜けた~~~
なんで抜けるんだ~~~~
さぞや間の抜けた声を出していたと思うが、たしかにいいサイズだっただけに悔しさもひとしおだった。
最後のポイントが見えてきたところでもう1匹追加。ここから先は最終ポイントまで一気にはしょる。
岩盤際の大場所、水深もあってだれもがねらうポイントだ。いい時期には魚影も確認できるのだが今回はまだ早いのか姿は見えない。それでも周りは足跡だらけなのですでにかなり攻められてはいるのだろう。餌釣りやルアーにアドバンテージがありそうな流れだ。
ダメもとでフライを流してはみたがやはり反応はなかった。
上流のぶっつけ、ここも盛期にはヤマメが入っているのだが音沙汰なし。もういちど岩盤際を流して終わりにしよう。
沈めてみるかとも思ったがすでに退渓予定時刻はすぎていた。先ほどとは立ち位置を変えてフライを流れに入れる。うまい具合にティペットが逆U字を描いてフライ先行でドリフトする。
これで出なけりゃやっぱりだめか。
流心脇の緩流帯に引っ張られないように入れたラインスラックが伸びきりそうでフライにブレーキがかかり、スピードが落ちてくる。
と、そこにターゲットをロックした魚雷のようにヤマメが猛スピードで浮上してきた。
あっという間もなくフライにたどり着いたヤマメだったがフライを水面に残したまま反転して消えてしまった。
一瞬、フライが口に入ったかと思ったがフライにかかったブレーキのせいで吸い込めなかったか、ヤマメが目測をあやまったのか。
最後の最後にドキドキさせてもらったがこれにて2日間の釣行も無事に終了。
受鑑所のおやじさんのいうとおり、本流の天然物にはまだまだ早かった。それでもヤマメの顔は拝めたし、ドキドキさせてくれるコンタクトもあった。2日間とおしてみれば帳尻のあう釣りだったのだ。

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