丹沢ホームで50日ぶりの釣り

wind knot

2024年11月17日 22:05






ブログの更新もすっかりご無沙汰してしまったが、9月20日にシーズンラストの釣りをしてしてからずっと釣りもしていなかった。

今年はシーズンが終わってからも台風やらなにやら天候が落ち着かず、上野村のハコスチ釣り場もオープンがずれ込んだりと出撃の機運が盛り上がらなかった。

いつもの学生時代からの友人たちとのBBQキャンプがあったり、旧友が北海道から出てきたり、その旧友も含めての大学時代のサークルOB・OG会があったりと私に取っては大きなイベントもあった。

さらにいよいよへそくりも底をついてしまったのでアルバイトでもしようと職探しを始めたり実はいろいろと忙しかった。


そんなことをやっているうちに季節はあっという間に11月になってしまった。釣りの虫たちも腹の中でもぞもぞと動き出しているし、さあ、そろそろハコスチ釣りもいいころかと思ったが、丹沢ホームに至る宮ケ瀬からの林道が12月になると閉鎖されてしまうことを知り、こりゃあ先に行っておいたほうがいいなということになった。





11月12日の火曜日、1年ぶりの丹沢ホームにやってきた。札掛け橋の気温表示は7℃、出かけるときの埼玉でも10℃は下回っていたから思ったほどには寒くない。この暖かさのおかげで今年の紅葉はどこも今ひとつということらしい。

ホームで受付を済ませ、身支度を整えて下流のえん堤上に向かう。9時ちょっと前に河原におりてみると、けっこうな風が吹いていた。





朝のうちは沈めたほうがいいかなとルースニングのセッティングをしていたが、どうにも振りづらい。ちょっとしたプールには落ち葉が一面に流れていてこれも釣りを邪魔してくる。肝心のあたりもまったくないまま時間ばかりが過ぎていった。





11時になろうかというころ、いつも必ず魚影が確認できる大きなプールに着いた。今回も数匹の良型が泳ぐのが見えた。しばらく見ているとどうも落ちつきがなく中層をさかんに動き回っている。

こういうのはあまりよくないんだよな、と思いながらも何度かフライを流してみる。泳いでいるのはニジマスだろうがフライにはなかなか興味を示すような気配がないまま、やがて姿を消してしまった。

すでにルースニングはあきらめてドライフライに替えていたが、強風と落ち葉は続いていてなかなか思う流れにフライを乗せることができない。





プールの上流側、メインの流れの開きに乗ったフライに岩盤際から大きな黒い影が走った。トルクのある重い引きにロッドが大きくしなる。すごい速さのアタックだったのでスレたかと疑ったがフライは口にかかっているようだ。

ハコスチ並みのダッシュを何度かいなしてようやく岸際までよせてネットイン。





2度ばかりネットに収まり切れずに飛び出してひやひやさせられた。33㎝ほどだがこの太さ。全体にいぶし銀のようなメタリックな肌にさっとピンクを刷いたなかなかの貫禄のニジマス。





しかもヒレピン、放流された時からこんな美しい魚だったのだろうか。スタートからすでに2時間、さんざんじらされたが釣れてくれたのがこんな美しい魚なら釣れなかった苦労も吹き飛んでしまう。





同じプールの流心脇、流速の境い目で2匹目。





今度はかわいいイワナだ。





今度はその上の肩の奥、小さな反転流にいた。





20㎝ほどのイワナ。

フライは#14から始めて#16と#18落としてきた。ここまでヒットした3匹はいずれも#18を食ってきた。朝から小さなコカゲロウが飛んでいるのを見ているからこれにマッチしているのか、あるいは単にスレていて大きなフライをいやがっているだけか。





頭を出した石の向こうの緩い流れ、まずまずのイワナがかかったが外れてしまった。フライもイワナもゆっくりと動いていたので外れるとは思わなかったが、フライをチェックするとティペットがハックルにかぶっていた。フライのチェックはこまめにやらないと痛い目をみる。





ここも流心のむこうの分流のようなところだが、ストレートな流れに沈み石が変化をつけている。





そしてこういうところから出てくるのはやっぱりヤマメ。小さいがヒレピンで3目達成。





岩盤の角に良型を見つけた。このサイズはニジマスだろうと少し上の方にフライをいれてドリフトさせると一発で食ってきた。





最初のニジマスほどではないがこれも太くて引きを楽しませてくれた。


昼をまわったころか「趣味はフライフィッシングのかたですか?」と声をかけられた。ハイと答えると駐車場に赤のロッキーが止まっていたのでもしかしたらと声をかけてくれたそうだ。ブログはいつも見ていただいている、とのことでちょっと驚いたがうれしい出会いだった。









左に岩盤が切り立ち、右はシャローの長い瀬。手前のゆるい駆け上がりに良型の姿があったが、気配を察したかスーッと上流に逃げられてしまった。

岩盤際、流心回り、シャローと順番に探っていくことにするが、岩盤の角ですぐにヒット。





走られたと思ったニジマスか、それほど遠くに逃げたわけではなかったらしい。







けっきょくこの瀬で3匹をキャッチできた。





落ち込みからの流れが底石にぶつかる変化。




このヤマメは居つきらしいヒレピンだがすっかり冬の装いだ。ここでいったん車に戻って遅いランチを採ることにした。

駐車場にもどってみると先ほど声をかけてくれた方が、帰り支度をしているところだった。今度はこちらが声をかけて、コーヒーでもとお誘いし、しばしのコーヒータイムを楽しんだ。
この方の愛車は濃紺のロッキーで、このブログを見てロッキーを選んだのだとか、釣りにはちょうどいい車ですよと話が弾んだ。





コーヒータイムを終え、濃紺のロッキーを見送ったあと、さてあと1時間ちょっとだとつり橋に向かったが、釣り人がいた。うむ、えん堤まで行ってみるか、と上流に足を進めたがえん堤手前にも先行者の姿。後追いになるが仕方ない少し距離をおいて再入渓。





竿抜けをねらえばなんとかなるかもとロッドを振り始めたが、意外とすんなり当たり前の流れでヒット。





しかも今日はまだ会えていなかった良型のイワナだった。28㎝ほどでコンディションも悪くない、これで今日は思い残すところはないなとほっとした。





ひとつ上で小ぶりなイワナを追加、お腹のオレンジが鮮やかだ。







さらに落ち込みわきの反転流でねらいどおりに良型をキャッチ。9寸ちょうどの男前、いやこれでホントに思い残すものはないと退渓することにした。





車をホームの駐車場に止め、缶ビールでひとり乾杯。喉を通るビールの刺激が疲れた全身に回っていくようでなんとも心地よかった。






にほんブログ村







あなたにおススメの記事
関連記事