恒例の合宿

　先週末は学生時代の仲間と恒例のBBQ合宿にいってきた。2010年からはじまって以来ほぼ毎年おこなっている年中行事だ。スタートした当初は女子？の参加もあって6～7人で開催していたのだが、年とともに参加者も減ってきて今年は昨年に引き続いてコアなメンバー4人が残った。

　開催地は箱根、那須と変遷したが近年はお手軽な秩父でコテージやバンガローを借りている。今年の開催地はスプラッシュガーデン秩父、ここは10月はじめにFWさんといったばかりのところ。前回は4✕4ベースでのテント泊だったが今回はバンガローに泊まった。





　こじんまりとした定員5名のバンガローで2段ベッドと寝袋が標準装備されていて、エアコンもついている。メンバーのI君の仕事の都合で午後2時に出発、今回もヤオコーで食材を仕入れて4時過ぎにキャンプ場に着いた。

　テーブルとイス、ランタンなどをセッティングしてから温泉に浸かった後、さっそくビールで乾杯。料理担当のIシェフと火起こし担当の私はなにかと忙しい。いつものことだがK先輩とHちゃんはすることもなく手持ち無沙汰にしているので、肉を串にさすぐらいのことはできるだろうと手伝ってもらう。

　土曜日ということでキャンプ場はほぼ満員御礼。前回は熟年夫婦のキャンパーもいたが今回は若いファミリーやグループがほとんどでオヤジというよりジジイの4人組はかなり異質な存在だったに違いない。





　お楽しみのメニューはダッチオーブンでスモークチキンをつくり、焚火でステーキを焼き、さらに小エビとマッシュルームのアヒージョと豪華。夜の深まりとともにどんどん気温が下がっていって予想以上に寒かったが焚火と炭火をテーブルの両サイドに配置して暖を取る。











　すぐに日本酒に移行した私と焼酎派のHちゃん、酒量セーブ中のK先輩とIシェフはビールのままだったので寒かったんじゃないだろうか。

　バンガローの中はエアコンも効いていて暖かかったけれど2段ベッドの下段はけっこう寒かったらしい。夜中にトイレに起きるからとぜったい下段にしてくれというK先輩とじゃんけんに勝ったHちゃんは寒くて眠れなかったと言ってた。じゃんけんに負けて上段に収まった私とIシェフは暑くて眠れなかったんだけどね。







　翌日は宝登山にお参り。紅葉はまだ走りといったところだったが中には色づいている木もあって、それはそれできれいだった。







　ロープウェイで山頂まで5分、ちょっとした観光気分を味わった。ふだんは釣りばっかりでどこに行っても川しか見ていない私にとっては、観光なんてするのはこの合宿の時ぐらいしかないのだった。

　宝登山から降りてきて秩父の駅のほうへ行って昼飯にしようかと思ったのだが、中心街へ向かう道路はすでに込み始めていて駅前に行っても駐車場難民になりそうだった。さっさとあきらめて帰路につく途中で蕎麦屋でもみつけようということになった。






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