趣味はフライフィッシング

またまた台風ですね。
今年はどうなっちゃってるんでしょう。
すっきり秋晴れの空が恋しい。

26号の大雨でだいぶ増水したらしい丹沢ホームももう落ち着いたかと思い、今年初めての釣行へ。

昨日、今日と連休なのでホームに泊まって2日間の釣りができればと思っていたのですが、雨がどうなるのかわからないのでとりあえず泊まりの予約はなし。


予報では雨ではないのですが、家を出て圏央道を走り始めるとすぐに細かい霧のような雨が降り始めます。


現地に着いて川を覗くとまだけっこうな水量。






まあ、濁りはないのでポイントを拾いながらの釣りはできそうです。



最初に降りたのはつり橋を渡って支流の入り口。





左岸の大岩裏にできたたるみに数匹の魚影が見えます。
ドライフライはチラ見はするものの食おうというやる気はなさそうです。

やっぱりこの状況では沈めるしかないかと#14のヘアズイヤにシールタイプのマーカーをセット。

ポチャンと落としたフライにドラグがかからないように気をつけながら数投。
マーカーが流れに引っ張られるところですっと止まって、1匹目はイワナでした。





今日は大型のイワナを期待して大きめのネットを持ってきましたが、いつもの小ぶりなネットで充分でした。

魚は相当数がたまっているようなのでしばらくここで釣ることに。





2匹目もイワナ、サイズは少しアップしたかな。


時折マーカーに反応するやつもいたりして活性は意外と高いようでした。





そして3匹目はヤマメ、残念ながら尻尾の丸くなった放流魚でしたがこの時期のヤマメは素直にうれしい。

定位しているレーンから脇にそれたフライを追うのがよく見えた魚。
マーカーに反応が出る前に合わせた。





今度はニジマスでした。
これで三目達成。


その直後、勢いよくマーカーを引き込んだのは尺近いニジマスでなかなか力強いファイトを堪能させてくれました。
しかし、元気のよさそのままに写真をとる前に脱走。


さらに





8寸弱のイワナ。
イワナはどれもコンディションがいい。


けっきょく最初に立ったこの場所で1時間強ねばり、6匹を釣りました。

反応も遠のいてきたので、上流へ移動。
しかし、支流も水量が多くてなかなかポイントになる流れがありません。
本命の堰堤下へと急ぎますが、ああ、残念そこには先行者の姿。

ポイントも限られるのでだれもねらうところは一緒ってことみたいですね。


そのまま本流に戻って釣ろうかと思いましたが、そろそろお腹も減ったのでつり橋を渡りなおす。





相変わらず細かい雨が降り続いています。
木々は少し色づき始めたというところ。


車に戻っておにぎりと熱いコーヒーでランチタイム。





なんという植物かはわかりませんが、穂先についた水滴がきれいでした。





これは同じ場所で昨年撮った写真、昨年は10月24日から25日にかけて訪れたのでした。
昨年はいい天気だったのですね。


午後は駐車場から下りてすぐのこんなところで





こんなフライに





こんなヤマメが飛びついてくれました。





このヤマメも尾びれが丸い。
どうもヤマメのコンディションがいまいちだなあ。


その後はそれらしいポイントからも反応がないのでホームの下の堰堤まで移動、が、ここにも釣り人が。
仕方がないので今度は堰堤の上に。





ポツポツと反応はあるけれど食いきれずというところ。
先ほどの大きなカディス、よく浮いて見やすいのだけれどフックはショートなんで丸のみにしてくれないとすっぽ抜けちゃう。


最後の堰堤に近づいてやっと1匹





元気なニジマス。


堰堤下では何度かチェイスはあったもののノーヒット





また移動
午前中に入れなかった支流の堰堤下を覗いてみることに





分厚い雲がさらに下りてきたようで気持ちも盛り上がりません。


つり橋を渡っていったん道路に出て堰堤まで直行。
上から覗くと釣り人はいません。

しかし、下りてみると魚影も見えない。
この堰堤下のプール、砂礫の川底で産卵床にはぴったりで昨年はたくさんのイワナがいたのですが。


ドライフライがゆっくり流せるような筋もないのでニンフに替えてみます。

そして数投、ピっと止まったマーカーに根がかりかと思ったら次の瞬間、上流に向けてダッシュしたのは





真っ黒にさびたオスのヤマメ
サイズもまずまず、尾びれもしっかりしていいコンディションでした。
尻ビレの先が白いのは産卵床を掘った後だからでしょうか。


この1匹を最後に納竿

イワナ、ヤマメ、ニジマスそれぞれ3匹ずつ
ツは抜けられなかったものの、状況の割には楽しめた丹沢ホーム釣行でした。








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