平成ラストヤマメをブローチに
長いゴールデンウィークももうすぐ終わる。早く釣りに行きたいな、などと思いながらぼんやりと庭を眺めたりしている。各地の道路はまだ渋滞しているのだろうから運転している人たちはさぞやたいへんな思いをしているのだろう。最後まで事故など起こさないように気をつけていただきたい。
こちらはGWのあいだもごくふつうどおりに仕事をしている。といっても月に15日しか働かないのだからGWも半分は休みだ。釣りにいかないだけ身を持て余している。この間に時代は平成から令和へと代わってしまったが私の日常はなにも変わらずに過ぎていくだけだ。暇を持て余してボーっとしていたらふと思い出したことがあった。
たしか3か月ほど前だったか手芸店でみつけたプリントプラ板なるものだ(左側のもの)。昔から薄いプラ板にマジックなどで絵を描いてオーブントースターで加熱するとキューっと縮んでキーホルダーにしたりするあれだ。今どきのものはプリンタでプリントもできるんだと初めて知ってなにかに使えるかもと購入したのだった。
以前からヤマメやイワナの絵を描いてブローチに加工したりするハンドクラフトを趣味のひとつとしてやっていた。だがなにしろ極小のヤマメの絵を描くというのがひどく疲れる作業なのでもう2度とやらないと思っていたのだがこのプラ板を使えば絵を描かずとも写真をブローチにできる。改元の記念に前回ブログアップした平成ラストヤマメをブローチにしてみようと思い立った。
ネタとなるのはこの写真、このまま使ってもいいのだがブローチにするにはヤマメをもっと浮き出させるようにしたい。
画像を加工してこんな具合にする。これは最終的にできあがった決定稿だがここまで来るにはいろいろと試行錯誤をしてけっこう大変だった。元の写真からヤマメだけ切り抜いて背景とヤマメを別々にカラー調整してヤマメを元の写真にもどす。これをプラ板にプリントしてオーブントースターで焼けばいいのだがブローチ台にぴったり収めるためのサイズ合わせが難しかった。加熱して収縮する際の収縮率はなんどか試作をしてみる以外に把握する方法はない。
これは試作品の数々、けっきょく最初に買ったプラ板のパックでは足りなくて追加を買うことになった。だが最初に買ったのはけっこう高くて500円もするのだ。もっと安いのがないかと探してみると100円ショップでも似たものが売られているのがわかった。1枚目の写真の右側のが100円ショップで買ったものだ。左のはL判×2枚、はがきサイズ×2枚入りで500円、100円ショップのははがきサイズ×3枚入りだから圧倒的に100円ショップのプラ板のほうがお買い得だった。
そしてやっと完成した平成ラストヤマメのメモリアルブローチ。サイズやカラー調整のデータはわかったので同じものはかんたんに作れる。次回は令和ファーストヤマメのブローチでも作るかな。素材になるようないい魚が釣れればの話だな。あー、早く釣りに行きたい。
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