可愛いヤマメに遊んでもらう

wind knot

2018年03月15日 17:47






 火曜、水曜とまた連チャンでの釣りに。




 いつもヤマメのいる場所、ライズが見えた。朝一なのでニンフで様子を見るつもりだったがライズがあるならとドライフライを結んだ。しかし反応は二度ばかりあったけれど乗らず。





 その先の瀬でピチャッと出た。





 今シーズン一般渓流での初もの、にしては可愛すぎだ。





 続けてきたのもまた可愛いヤマメ、しかもこの後は長い無反応の時間が過ぎた。こんなはずじゃ、とだいぶ下流へ移動して再入渓した。





 時間はすでにお昼をまわっていた。1匹釣れたらメシにしようと思っていたら運よくすぐにかかってくれた。朝の2匹に比べたらこれでも上出来なヤマメで、メシにありつくこともできた。





 川パスタも久しぶりだ。やっぱりうまい。天気もいいし、とりあえずヤマメの大きさは気にしないことにしよう。





 昼メシを終えて川を歩く。水は少なめだが底石はヌルも付いていなくて歩いても気持がいい。








 ポツポツとヒット、どのヤマメも15cmほどでもう少し大きいのがいないかと目をこらすが瀬尻で見かけるのはどれも似たようなサイズ。走る魚も大型はいない。





 渓はもう春爛漫の暖かさだったが、日当たりの悪い斜面には冬の名残も。








 釣れるのは相変わらず可愛いヤマメばかりだが、なんとか”ツ”も抜けた。今日はもう十分かなという気持になってきたところで堰堤に着いた。ラストのポイントとしては申し分ない。しかもユスリカがわんさかと飛んでいて堰堤のそこらじゅうでライズしている。
 ハッチに合わせてフライをユスリカに結び替えようかとも思ったが、それもめんどうなのでそのまま#18のメイフライを投げてみた。一発で出たがなんとあわせ切れ。今年になって覚えた新しいノットでフライを結んでいたのだが今日はすでに3回目のあわせ切れだ。先日の上野村でもこの結びではるかに大きなヤマメを釣っていたのだが、今日はちょっとおかしい。ノットを慣れた結びに替えてキャストを再開。





 また一発で出た。しかも明らかに今日一番のサイズだった。切れるなよー、と念じながら無事にネットイン。まあそんなに大きいヤマメじゃないがようやくネットいっぱいに写真の撮れる魚だった。





 この堰堤で5匹のヤマメを追加できた。





 あわせられなかったライズも含めて10回以上の反応があっただろうか、ライズがパタッとやんでしまったところで退渓することにした。







 翌朝、1日目とは別の川に向かったが入渓場所にはすでに車が止まっていた。少し先のポイントにも先行の車があってこの川は断念。昨日と同じ川に向かった。さいわいこちらの川には先行車の姿はなかったので昨日よりも少し下流のポイントから入ることにした。
 朝9時の時点で気温はすでに10℃近かった。ドライフライでスタートしてまったく問題はなさそうだったが、ニンフも試してみたかった。重いニンフを#3ロッドでキャストするのはいつものことだが決してうまくは投げられない。反応もないので早くドライに替えてしまいたかったがもう少しと我慢して釣りあがった。





 落ち込みのすぐ脇でマーカーが勢いよく引き込まれた。





 なんとか1匹釣れてほっとした。釣りにくいのを我慢してニンフを投げるのはもうたくさんだった。こいつは何を食ってたんだ、とストマックを覗かせてもらうことにした。





 ストマックポンプのチューブに黄色っぽいものが詰まって出てきた。なんと巨大なカワゲラのニンフだった。たぶんオオヤマカワゲラだと思うがこんなでかいのが出てきたのを見るのは初めてだった。しかも半分以上消化されているたぶん同じ種類のニンフがもうひとつ入っていた。せっかくのご馳走を吸い取っちまってごめんなとヤマメに謝りたくなった。

 このヤマメの恨みをかったのか、絶好の釣り日和にもかかわらず、この日はパッとしなかった。








 前日の入渓場所までいったら早めに切り上げて退渓しようと考えていたのだが、ちっとも釣れないのでよさそうなところだけ飛ばし飛ばしに同じ場所を流した。けっきょく堰堤まで来てしまったが、この日はライズもなく静まり返って魚の気配も感じられなかった。2日目の釣果は5匹どまりだったが、まあ、昨日あれだけ釣ってしまったのだからとあきらめて川から上がることにした。









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