解禁前日の漫ろ

wind knot

2017年02月28日 10:40






2月も今日で終わり、明日から3月。
3月といえば弥生という言葉がなじみ深いが、陰暦では花見月、花つ月、夢見月などともいうらしい。
どれも春らしいすてきな呼び名だ。
すてきな、とくればフライマンのみならず渓流釣りを趣味とする者にとっては3月はまさに心躍るすてきな月。

弥生三月花の季節だが、渓流釣師にとっては花より渓魚、渓流で花を愛でることができるのはまだもう少し先のことになる。

そして心躍る月の前日の今日はなにをするにも気もそぞろろだ。

明日は仕事なので私の解禁日は2日に予定している。残念ながら天気予報では雨模様のようだが、釣人は少ないだろうから川のほとりに立って冷たい雨に打たれながら、ひとりロッドを振るのも悪くはないか。


我が家のミモザも花が開き始めた。








ミモザというのはマメ科オジギソウ属の植物の総称で、ミモザの名の本来はオジギソウのことを言うのだそうだ。
うちにあるミモザは正式にはギンヨウアカシヤという種類のようだ。

年が明けたころからまだ緑色の小さなつぼみがつき始めてだんだんと黄色くなってくる。
梅の花が盛りとなるころ小さなつぼみがポンとはじけてボンボンのような花が開く。

窓越しに花を撮っていたらハルがいるのに気がついた。





ハルが我が家に来たのは2012年の2月のはじめ。あれからもう6回目の春を迎えた。





ネコのチョコがやってきた。ミモザを見上げているようだが、彼の関心は庭に遊びに来るヒヨドリやムクドリたちだ。今日は来ていないようだ。





「鳥いないよ」とこちらを振り向いた。


今年の解禁はいつもの年にもまして待ち遠しかった。フライは1月中に100本巻いて、今月はポツポツとミッジなどを巻いてきた。





2日は上野村のC&R区間でライズをねらうつもりだが、霙混じりの雨予報ときてはライズにお目にかかれるかどうか。





今日は午後から仕事だ。気もそぞろで仕事も手につかん、なんてことがないように気をつけよう。






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