17日の火曜日、朝霞ガーデンへ。
夏の間は朝6時ごろからハルの散歩に行くのだが、冬になると6時ではまだ真っ暗だし、とにかく寒い。1月も半ばを過ぎて日の出は少し早まってきたけれど、先般の大寒波のときは指先が千切れそうなほどに痛くなった。
上野村にハコスチをねらいに行きたかったが、この寒さ、道路も凍っていると怖いしね(冬用タイヤ持ってないので)
火曜日は上野村の冬季釣り場はお休みだし、じゃあ秩父FFでもと思ったらこちらも河川工事のため休業ときた。
かといってY川へオイカワを釣りにいっても今ごろは修行の季節、となれば行き着く先はひとつと朝霞ガーデンへ。
9時半に着いて、どうしようかと思ったが6時間券で入場、フライ池にはすでに5人ほどの釣人が。
ロッドをつないでリールをセットして、さあ始めようかと偏光グラスを取り出したところで異変が・・・
片方のレンズがグラグラ、エーッとよく見たら跳ね上げ式のレンズの取り付けネジがはずれてしまっている。
メガネに装着するクリップ部とは片方のレンズにつき2本のネジで止めてあるのだがそのうちの1本が取れてしまったのだ。
予備の偏光グラスも持ってきていないので、しかたなく偏光グラスなしで釣りをすることになった。
これがロッドやリール、フライボックスとなると迷うことなく家にもどって取ってくることになるのだが、偏光グラスとなると、まあなくても釣りはできるし・・・
釣り方は今回もいつもと同じマーカーをつけてのルースニング、マーカーにはっきり出るあたりだけを釣るのなら偏光レンズはなくてもいい。しかしフライが沈んでいく途中で食うのをサイトで合わせたり、マーカーとフライの間に付けた水中目印の動きで合わせることも多いから、偏光レンズがないとすこぶるやりにくい。
それでも午前中は魚の活性が高くてけっこう釣れた。
ほとんどがレギュラーサイズだが、ヒレのきれいな魚が覆いのがここのいいところで水温も安定しているためか引きもいい。
この魚は40cm以上あったか、銀ピカの美しい魚体だった。
あー、これで偏光レンズがあったら、釣果も伸びるはずなんだが、とつぶやきつつ、それでも40近くまで行ったところでパタリと反応がなくなった。やっぱり昼を過ぎるととたんに悪くなる。おまけに太陽光の反射でマーカーさえも見づらくなってくるは、風は強くなってくるはで厳しくなる一方だ。
マーカーがスーっと引かれるような当たりは何度もあるがことごとく乗らない。すぐにフライを吐き出すのか、フライにじゃれているだけなのか。ああ、俺の腕はけっきょくここまでなんだとがっくりさせてくれるシブさが続いて、やっぱり3時間券にしておきゃよかったんだとぼやきたくもなってくる。
どうせ釣れないのならと、最後に昨年組み立てた#2 ロッドの試し振りをして見ることにした。風が強いので振りにくいが、#18のドライフライを結んでキャストの練習。
インレットからの水流にフライを乗せると反応がある。3度目のライズでフッキングしたのは大きな魚ではなかったががブレイク。
さらにキャストを重ねてようやくネットに収まったのは、7寸にも満たないようなかわいいニジマスだった。
今回の合計は45匹、水面下がもう少し見えていたら60くらいは獲れていたか、いやいや午後のシブさはそうかんたんなモンじゃない?
偏光レンズがないことの不自由さを実感した1日だったが、これが渓流だったら遡行する足元の状態が見えないのはたいへんに危険でもある。これからは予備の偏光グラスを持つことも必要かもしれないが、まずは釣行前に道具のチェックをしっかりしておくことが一番大事なのだろうとあらためて思った。
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