お盆の間は人の多さと道路の渋滞に恐れをなして毎年のことながら釣りはなし。
しかし、そんなことを行っている間に今年ももう残すところ1月あまりになってしまいました。
6月までは順調だった釣行も7月は3回しか出撃できず、今月はまだ1回だけとストレスもたまりすぎ。
昨日やっと今月2回目の釣行へ。
ところが天気が安定しません。
関東の山沿いはどうも1日を通して雨模様。
午前中ちょっと我慢すれば午後からは落ち着きそうな近場の渓へと出かけましたが、早朝5時ごろ自宅を出てしばらく走ると予期せぬ強い雨が降り始めました。
あちゃー、なんだよこんなはずじゃ・・・
とぶつぶつ言いながらも車を走らせます。
近場なのであっという間にランチを仕入れるいつものコンビニに到着。
まだけっこうな降りかた。
タブレットで雨雲レーダーを見ると間もなく雲は移動してしまうようなのでしばしの仮眠。
もっともめざす渓の周辺は雨雲の外だったのでそのまま行ってしまってもよかのですが、要は少し眠かった。
そして渓に到着。
小雨が降っていますが、カッパを羽織るほどでもなくロッドをつなぎます。
・・・
釣れません。
反応もなし。
水量はちょうどいい感じ。
水温は計るのを忘れましたが、感触としては17℃前後か、状況的には悪くないのですが。
入渓から1時間以上がたち、今日はダメかもと弱気になったころ、ようやく反応が出始めて
こんなところで
よかった、"ボ"だけは免れました。
そこから急に魚からのコンタクトが増えてきました。
時間は8時半をすぎたころ。
1時間ほどのあいだにポツポツと釣れてきます。
かわいいサイズばかりですが、この渓ではそんなに大物をのぞむわけではありません。
きれいなヤマメに出会えればそれでよし。
それにしてもちょっとかわいすぎ?
いえいえ、久しぶりの渓にたって、果敢にフライを追うヤマメに遊んでもらえればこれ以上いうことはありません。
「サイズじゃないんだよね」という負け惜しみも素直に口から出てきそうです。
でも、本音は「もう少しいいのが・・・」
釣り人のほんのささやかなぜいたくですが
ここでフライをくわえてくれたのは20cmは越えていたと思われるまずまずのヤマメ。
ところがなんと痛恨のフックアウト、しかもその魚を追いかけてきたのはさらに一回り大きな魚影。
思わず笑っちゃうような一こまでした。
ときおり雨脚が強くなるので仕方なくカッパを羽織ります。
暑いというほどではないのですが、ゴアテックスのカッパでも動いていると熱気がこもってうっとおしい。
メガネが曇りやすくなるもいやですね。
目の周りに汗をかくからメガネが曇るのかとていねいに汗をふき取ってもやっぱり曇る。
考えてみれば目そのものが涙という水分で覆われているわけだから、体温が上がれば水分が蒸気となって発散されるのはやむをえないのかも。
このときばかりはドライアイになってほしかったりしてw
そして退渓ポイントも近づいてきたこんな瀬で
流芯の真下に茶色い沈み石が並んでいますがその右側で一瞬フライをつついた良型の影。
フライはここまで#16程度のメイフライパターンがよかったのだけれど、反応がとぎれてきたので大きめなスパイダーにしていたのですが、明らかに食いきれていない様子。
再びメイフライパラに戻して数投、今度は流芯の左側でフライが吸い込まれた。
いいサイズだ。
引きも強い、強すぎだ!
ありゃ、スレかヤマメが横向いてるゥ
ひとつ下の落ち込みに落ちてしまった。
ちょっとやばいかも、はずれそうかー
お、スレじゃない口にかかってる。
そこからは(なんとか)余裕でネットイン。
ほぼ8寸といっていい23cm強のいいヤマメでした。
ヒレがピンと尖って
色艶といいプロポーションといい申し分ありません。
これで一気に満ち足りた気分になりました。
退渓点までのあいだにもう1匹かわいいヤマメが釣れて、時間はまだ11時ですが川から上がります。
時間はまだまだ充分に早いので養沢へ向かうことに。
今年はまだ1度も訪れていなかったんです。
しかし来て見ると、水が少ない。
朝の雨もこのあたりは降らなかったらしく、魚の活性もいまひとつ。
なんと自然渓流以上に苦戦してしまいました。
よかったのはコンビニで買ったお弁当をレンジでチンして食べられたこと、ここでも良型のヤマメに会えたこと(写真を撮る前に逃げられましたが)、ほしかった唐辛子味噌が買えたことでした。
今月はこれで釣行も終了。
あと一月、月があけたら会津への釣行を予定しています。
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