だいぶ更新の間が空いてしまいました。
梅雨の間、休みと天気のタイミングが合わずずっと釣りにいけなくてたまっていました。
やっと梅雨明け、ちょうどうまい具合に休みが取れ、満を持してキャンプ&フィッシングへと片道300km、木曽の渓へと向かったのですが・・・
予定では3泊4日のフィッシングリゾート満喫。
事前の天気予報では2日目、3日目と曇り時々雨、まあ多少の雨は覚悟していたのです。
初日は見事な青空、道中やや長めの休憩をとって6時間以上かかって午前10時に現地到着。
さっそく渓へと思ったら
ありゃ、車が1台、軽のオフロード車、いかにも釣り人っぽい。
どうしよう、車は岐阜ナンバー、朝早く入ったとするとけっこう時間もたっているはずだしなんとかなるかとここに入ることに決定。
いかにも木曽の渓らしい澄んだ流れ、いいなあー
水は平水、水温は13度と条件は申し分ありません。
そして開始5分ほどで
早くもファーストヒット。
先行者の影響は気にしなくてもいいのか、と思っちゃうくらいあっけなく釣れました。
釣れたのは真ん中の三角石の左側、ほんとに浅いところ。
先行者がいたらまず出てこないというようなところですが、流芯付近は無反応だったので、微妙な感じです。
最初の1匹からしばらくはめぼしい反応もなく出ても乗らないあたりが数回。
やっぱり先行者か?
2匹目がかかったのは50分後
フライはいつもの#12テレストリアル
こんどは流芯脇のけっこう早い流れから出てきました。
落ち込み脇でもかかったのですが
手のひらからこぼれ落ちました。
それくらいのサイズってことですね。
いい天気です。
水にずっと手をつけていると痛いくらいですが、ウエットゲーターを装着していると足は冷たさを感じません。
ポツポツと釣れてきます。
真ん中の穴からフライをくわえたのは
ここではめずらしい黒いイワナ
いかつい黒い体色に鮮やかな朱点が見事
お腹の黄色も強烈で、なんだか古代の魚を見ているようです。
木曽といえばヤマトイワナですが、この渓のイワナたちも白班がほとんどなく朱点が鮮やかなヤマト系のイワナ
この写真のイワナは白斑が比較的しっかりしているので、いわゆるハイブリッドタイプのようです。
こちらはヤマトっぽいですね。
これも朱点が美しく、からだの割りにヒレが大きい
どうです、この尾ビレ
飴細工でできているような繊細さ。
縁のオレンジ色がまたすばらしい。
あれほど晴れ渡っていた空に雲が広がってきて、ときおり雨粒が落ちてくるようになりました。
遠くでは雷も鳴り始め、ここで渓を抜けることにしました。
4日間をすごすキャンプ場に着くと、明日からは雨だとのこと。
エー、ときどき雨じゃないの?
ウーン、ほぼ1日雨みたいです。
予報がすこし変わったみたいですねー。
明後日も雨のようです。
ガーン、梅雨明けしたんじゃないのかー!
なんとかごく弱い雨程度ですんでくれることを祈りながら、焼肉とビールでいい気持ちになり爆睡
翌朝、弱い雨が降っていますが、予報を見るとほぼ終日の雨マーク
翌日もずらりと傘のマークが並んでいます。
おまけに雨雲レーダーでは西のほうから大きな強い雨雲が今しもこちらに向かって進んでくるところ。
これで折れました。
この雨雲ではいずれ川も増水を余儀なくされるでしょうし、明日も雨では回復も期待薄。
大いに残念ですが、撤収を決意
というほど大げさなものではありませんが、安全第一ということにします。
そうしている間にも雨脚は強くなりテントのキャノピーもご覧の通り
ずぶ濡れになりながらの撤収。
雨中のテント撤収ほど気の重いことはありません。
天気予報は今回のように1日で変わってしまったりすることもあるので、ひょっとしたら・・・と淡い期待を持ったりもするのですが、雨雲レーダーというのは臨場感が違います。
「ゴジラは現在東に向かって進んでいます。ゴジラの進行方向にいる人はすぐに避難してください!」
というような感じでこれはもう間違いなく来るなってわかりますからね。
あと1日、休みが残っているので、明日はまたどこかへ出撃と思います。
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