秩父フライフィールド

wind knot

2013年11月02日 16:16





昨日、秩父フライフィールドにいってきました。

一昨年の10月以来、2年ぶりになります。




紅葉はこんな感じです。
少し早いようですね。


2年ぶりの秩父FFですが、前日まで台風の影響によるダムの放水が続いて厳しかったようです。
毎分12トンの放水が昨日からは2トンになったのだそうで、つりやすくなったらしい。





水は笹にごり。

管理人さんからは「大型を釣ってください。」と言われたのですが・・・





1匹目はレギュラーサイズのニジマス。

瀬尻や瀬脇の流れのゆるくなるところ、セオリーどおりのところで反応が続きます。





サイズは20cm前後、大物はかかりませんがこのところ養沢、丹沢ホームとニンフの釣りが続いていたので、ドライフライに元気よく飛び出してくれるのはやはり気持ちがいい。





パーマークの可愛いオチビさん、ヤマメかと思ったらニジマスの幼魚でした。
放流に混じるのか、ここで自然繁殖してるのでしょうか。





真ん中の底石と底石の間の流れから連続してニジマスが飛び出します。





これで大物が出てくれたらいうことなしなんですが、なかなかそうはいきません。





対岸の巻き返しで二度三度とアタックしてきたニジマス。





今度はヤマメかと、まただまされたチビニジ





川沿いの小道をすれ違う釣り人に、こんにちはと声をかけ、
「もしかして○○さんではないですか?」

「私は○○ですが・・・」

実はこの方、一昨年の釣行時にお会いした方で、バンブーロッドのビルダーさん。

一昨年もそうでしたが、今回も背中に数セットのバンブーロッドを背負って実釣テストに来られているのでした。
○○さんはもう忘れておいでのようでしたが、私はよく覚えています。

というのもその後、○○さんはオイカワ釣りを通じて知り合ったTNKの首謀者主催者カチーフさんの師匠のような方であることがわかり、私にとってはとても印象に残る出会いだったのでした。

今シーズン最終釣行にカチーフさんに同行させていただいたときもカチーフさんは○○さんの新作ロッドをテスターとして使っていました。

毎年フィッシングショーにブースを出しておられるそうで、今回も来年出展されるロッドの仕上げに向けてフィールドテストの真っ最中でした。

「ここは大きなのがけっこう入ってるから、40アップの魚をかけてロッドが耐えられるかどうかテストに来ているのだけど、今日は大物はいないね」とのこと。
テスト中のロッドは中空の7ft・#1~3でちょっとお借りして振らせてもらいましたが、とても軽くてよだれのでるようなロッドでした。(でも私には手の出せないお値段なんです・・・)



○○さんとお別れして釣りを再開





ところでこの釣り場、川鵜よけのワイヤーがところどころにはりめぐらされていて、気持ちよくキャストできないのが玉に瑕。
頭上の樹木をよけながらのキャスティングを身につけるにはちょうどいいかもしれません。



そして出会いは突然

レギュラーサイズを1匹かけたあと、そのちょっと上、流れを分けるように顔を出している大石の向こう側からフライを追った大きな影

フライに追いつき一のみにして反転

40アップとはいかないまでも36、7はありそう、鮮やかなレッドバンドがギラリと光ります

バレルなよ!と念じながら少しずつ下って魚を追う
底石が滑るので慎重に

と、流芯にいた魚が一気に対岸にダッシュ
岸から垂れ下がったブッシュにもぐりこんだ瞬間

ロッドを絞っていた重量が消えてしましました。


あー、ティペット7Xだったからなー
しかも今日は4番タックル、ティペット細すぎだったなー


ま、嘆いても後の祭りはもどりません


レギュラーサイズは快調につれ続けます。

今日のヒットフライ





スパイダーパターン

くもなんかもういませんが、にごりもあるのでこういう存在感のあるのが効くんでしょう。
しかし、大き目のエルクヘアカディスには反応しなかったので、なんでもOKということではないようでした。


あれ、パーマークが大きいな、と思ったら





今度は本物のヤマメでした(笑)


だんだんネットを使うのも面倒になってきて





ハンドランディングで写真だけパチリ


石裏のたるみにいたのはパーマークがはっきり見えた
しつこくねらってみると





あれれ、パーマークはどうしたの?
いつのまにか入れ替わっていたようです。

しかし、これにて三目達成


3時をまわって陽は早くも傾き始め、少し寒くなってきました。





最後は可愛いヤマメでした。


スタートが10時半ごろだったので、実釣時間は5時間弱でしたが、ドライフライオンリーで25匹ほどの釣果。
渓流のトラウトフライはやっぱり楽しい!
という秩父フライフィールドでした。





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