ちょっと早めの夏休みをいただき、木曽川水系へ出かけてきました。
今回はオートキャンプ場を借りてキャンプをしながら、3泊4日で釣り三昧のときをすごす魂胆。
ねらうのはもちろん、木曽の渓の宝石、ヤマトイワナにタナビラです。
心配していたお天気は途中ちらりと雨マークもちらつくものの、おおむね晴れ&曇りといい感じ。
何度か休憩を取りながら、キャンプ場には午後1時過ぎに到着。
一休みしてテントを設営。
4日間の休暇をすごす別荘が出来上がったころはもう3時を回っていました。
今日はもう釣りをする時間もあまりないので、キャンプ場の脇を流れる川へと下ります。
水量もちょうどいいところ、なによりこの開けた美しい流れでロッドを振るのは最高です。
これで魚が釣れれば言うことなしなんですが。
と思ったら、出てくれました。本命のヤマトイワナではないですが、川の色を映した白っぽい体色のきれいなイワナ。
あー、よかった今日は時間もないし、だめもとのつもりだったので、ひと安心。
その後もポツポツと反応があり、1時間ちょっとの間に4匹のイワナが釣れました。
1日目としては上出来です。
さて、2日目は車止めから1時間半ほど林道を歩いて、川をめざします。
何度か歩いている道ですが、今日はやや雲が多いものの下界とは空の色がまるで違います。
2度ほど休憩をとりながら、美しい景色に癒されつつあっという間に川に到着。
エメラルドグリーンの水色に飛び込んでしまいたい誘惑をこらえながら、ロッドをつなぎ、フライを結びます。
フライは#12のテレストリアル、ぶら下がるタイプを選びます。
といってもほとんどこのスタイルのフライでまかなえるはず。
ボディを黒のダビングで巻くか、ピーコックで巻いて、サイズは#12か#14。
ほかには大きめのカディス系をちょっと使ってみようかなといったところです。
さあ、今日はどんな反応をしてくれるか、いつもながら第1投はわくわくします。
フライの流れを修正しながらの3投目、流心からちょっと外れたところで飛沫があがりました。
これも本命のヤマトではありませんが、開始早々のお出迎えに感謝。
もう1匹、明らかに日光系のちびサイズを釣った後
待望のヤマトイワナです。
厳密には純粋なヤマトなのかどうか、わかりませんが白斑がほとんどなく、オレンジの朱点が鮮やか。
透き通るような肌がなんとも美しい。
君に会いに来たんだよ、とそっと流れに返します。
ヤマトイワナと日光イワナまたはいわゆるハイブリッドの割合は1対3ぐらいの比率でしょうか。
ヤマトか日光かということは別にして、どのイワナも飛び切りの美しさです。
目先を変えて#12のフックに巻いた大型のカディスに飛びついたのは
いいサイズのヤマトでした。
この日は5時間ほどの実釣時間で相手をしてくれたのは15匹のイワナたち。
もうちょっと釣れるかなと思ったのですが、贅沢をいってはいけませんね。
今日もすばらしい1日だった、ありがとう、といって渓をあとにしました。
・・・・・・・・続く
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