4月24日の釣行記。
天気予報では午後から雨、しかしウエザーニュースでは午前中から降り始めると予報していました。
どうしようかなと、ちょっと迷いましたが、この日をはずすとGW明けまで釣りには行けないかも知れないので、雨天決行です。
7時過ぎ、川に到着。まだ雨は降っていませんが、今にも降り始めそうなたっぷりと湿った空気。
前回釣行時と比べても明らかに緑が濃くなっています。
曇り空なので輝くような緑というわけではありませんがしっとりとした空気の中、木々は生命感にあふれて見えます。
いつもの支流下流部からスタート。
スタートして30分、いつものサイズですが、1匹目はいつでもうれしい。
いったん川から上がり上流部に移動します。
何度か反応はあるものの、フッキングしてくれません。
移動してすぐ、9時をすぎたころから弱い雨が降り始めました。
移動してから30分ほど、2匹目のヤマメ。
3匹目は少しだけサイズアップかな。
雨はだんだん強くなってきて
雨のしぶきに煙る川面にふわーと浮いてきた魚影がそのままフライを咥えました。
20cmには少し足りないけれど気持ちよくロッドを曲げてくれました。
目の前を黄色い虫がパタパタと飛んでいくので、思わず捕まえてみると
ミドリちゃんでした。
雨で水面が乱れているので、ミドリカワゲラを模したはかなげなフライは見難いので何投かしてはみたもののすぐにもとのイマージャーに戻します。
退渓ポイントまで来たのでまた川から上がり車まで戻る途中、いいサイズの魚影を見つけたのでちょっと降りてみることに。
降りた場所は川幅が1メートルほどに狭まってしかも枝に覆われたところ。去年はここにもいいのがいたのですが、難しいポイントで釣れたためしがありません。
今回は枝の終わりから少し下流に定位するヤマメが見えました。
大きくはありませんがねらってみます。
流れを覆う枝からヤマメまではほんの50~60cmほど、そこにうまくフライを落とさなければなりません。
枝にかかるのを恐れると、どうしてもフライは魚の後ろに落ちてしまいます。
4投目か5投目でやっとヤマメの前にフライが落ちた瞬間、飛沫が上がりました。
#16のフライをがっぽりのどの奥まで飲み込んでいました。
こんな狭いところに魚はいないと見過ごされたか、枝が邪魔して竿抜けになっていたのか、フライにはうぶなヤマメだったようです。
こういう出方をしてくれると、なんとも気持ちがいいのです。
上から見つけたいいサイズのほうはけっきょく反応なしでした。
林道で耳形天南星(ミミガタテンナンショウ)という植物を見つけました。
一昨年もここで見かけて、帰ってから名前を調べたのでした。
雨はほぼ上がったようで、これからまた強くなるかもしれないけれど時間はまだ早いので、本流に移動。
本流はけっこう水量があって、瀬は流れが速すぎるようです。
流芯脇の緩流部を中心にフライを流していきます。
イワナでもいそうな反転流から飛び出したのは
一瞬イワナかと思いました。
また同じような反転流
今度はイワナでした。
この川では今年の初物です。
こうなると反転流狙い撃ちです(笑)
そして
2匹目のイワナ。
サイズはあまり出ませんでしたが、イワナ2匹はうれしい収穫でした。
数は15匹ほど釣れたので、雨天決行して
けっこうな釣行となりました。
・・・冷や汗もののオヤジギャグですね/(^_^;
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先日保護した捨てネコですが、わがカミサンの献身的な看護にもかかわらず5匹のうち4匹が短い命を閉じてしまいました。
最初はミルクも飲んでくれたように見えたのですが、徐々に飲まなくなり、1匹また1匹と旅立っていきました。
生後1週間くらいたって捨てられたのではないかと思いましたが、動物病院の先生の話では、生まれてすぐ、数時間のうちに捨てられたのではないかということでした。
母ネコの母乳による免疫の生成も与えられていないので、成長させるのは難しい、子ネコたちの生命力しだいといわれました。
最後に残った子ネコだけはとても元気で、もうすぐ目も開けてくれそうでいてくれるのが救いです。
もし母ネコがいたのだったら、せめて目が開くくらいまで一緒にいさせてくれていたら、助かる可能性ももっと高かったろうと思うと残念でなりません。
残った1匹の子ネコが元気に育ってくれるよう、このブログをご覧のみなさまも応援していただければ幸いです。
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