釣れずに飲んで飲んで

wind knot

2013年04月04日 00:41





年度替りで何かと余裕がなく、おまけにパソコンの調子が悪くて更新が遅れてしまいました。

先週の土曜日、楽しみにしていたご近所のフライマンとの集まり、TNK(発案者カチーフさん、釣って飲んで食っての略、第3回)が開催されました。

私は2回目からの参加、今回が2回目です。
これまでは、近所の川でまったりオイカワ釣りを楽しんだ後、安くておいしい中華屋さんで飲んで食ってというコースだったのですが、今回は時節柄、遡上中のマルタを釣って、ということだったのですが。





当日は朝のうち小雨がぱらつき、集合時間の午前11時にはほぼ雨は上がったのですが、肌寒いというにはちょっと気が引けるほどの寒さです。

今回の参加者はカチーフさん、farwaterさん、Green Cherokeeさん、に初参加のmihiroくん、そして私の5名。

上の写真はちょっと画像処理して曇り空と満開の桜を対比していますが、ポイントに向かうカチーフさんとmihiroくんの後姿です。





今年の桜は一気に咲いてしまいましたが、その後は低温続きで、長く楽しめた?
寒くてお花見気分はいまひとつ盛り上がらなかったみたいですね。

盛り上がらないのはお花見気分だけではなくて、マルタの遡上も昨年に比べると格段に少ないようで、この日もマルタの姿はさっぱり見えません。

このあたりいいはずなんだよ、とTNKの面々、川に降りては見るものの、なすすべもありません。





川から上がってしばらく行くとその先にフライマンの姿。
あれはきっとモンキーさんじゃないかなどと言っていたら、やっぱりモンキーさんでした。

ねらっている流れにはマルタの群れがいるようです。

さらに上流に移動していくと、鯉やらニゴイやらマルタらしき魚影のほかになにやら見かけぬ魚も。
mihiroくんによるとコクチバスじゃないかとのこと。

どこから入り込んできたものでしょうか?
歓迎しかねる闖入者です。





この日のmihiroくん、シーバス用?の11番スイッチロッドを携えて、さっそくバスねらい?





カチーフさんは、マルタの姿が見えたというブロック下の流れをねらっています。


しかし、みんな不発のようで、私とカチーフさんは下流にもどり、最初からマルタよりもライトバンブーでオイカワねらいのfarwaterさんとGreen Cherokeeさんはさらに上流に向かっていきます。

カチーフさんはモンキーさんの少し上流で腰をすえ、私はさらに下っていくと、
落ち込みの早い流れに鯉とマルタが群れているところを発見。


流れが速すぎてフライが止まらないので、ビーズヘッドのマラブーにさらにショットをひとつ足し、ふたつ足し、底をとりますが反応はよくありません。

これじゃかかってもスレか・・・と思っていたら、マーカーが止まり上流に引っ張られ。


やっぱりスレでしたが、まあ、釣れないよりはまし。




47、8cmといったところでしょうか、フライは胸鰭にかかっていました。

ここでねばってもマルタは口を使いそうもないので、カチーフさんの様子を見に上流に向かうと、
ありゃ、モンキーさんが犬の散歩でもするかのようにマルタを連れて護岸上をこちらに向かってきます。

このあたりは水面から垂直に護岸が2メートルほど立ち上がっていて、マルタをランディングするには護岸を数10メートル移動しないと川に降りられないのです。





モンキーさん無事ランディング成功です。


そして、左上に写っているのはカチーフさんなんですが、なんとカチーフさんもマルタ散歩状態でこちらに向かってきているのでした。
信じられないことに、マルタのダブルヒットだったのです。





マルタを釣れてお散歩のカチーフさんの周りには数人の花見客が集まってきています。


そしてカチーフさん、マルタをみごとネットイン、満面の笑み、ですね。





すごいのは、モンキーさんもカチーフさんもこの厳しい状況でマルタにしっかり食わせたこと。
いやおふたりともお見事です。






この後は、TNKメンバーがふたたび集合して、NKの部へ突入。
暖房がしっかりきいた中華屋さんの店内に、冷え切ったからだもこれなら生ビールもOKと乾杯。

のん兵衛の私とGreen Cherokeeさんは、さっそく紹興酒に移りひたすらグイグイと。
釣りの話はもとより、mihiroくんの彼女の話題にはおじさんたち大いにうらやましがり、私はあらぬことを口走ったりして、mihiroくんゴメンナサイ(笑)。


ともあれ、釣れたひとも釣れなかったひとも(って、カチーフさん以外は釣れてなかったのですが)まったくもって楽しいTNKでありました。

早くも第4回が待ち遠しい、参加したみなさんほんとうにありがとうございました。



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Green Cherokeeさんに摘んでいただいたクレソン、翌日カミサンに調理してもらいおいしくいただきました。
おすすめの調理法、ベーコンとクレソンの炒め。





ちょっと、郊外、といっても住宅街を流れる川に巨大なマルタがいたり、こんなにおいしい野草があったり、いやー、釣りってほんとに楽しいですね!










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