シャロムの森

wind knot

2012年08月02日 00:24

昨日ですが、行きたかったシャロムにやっと行ってきました。

2月のはじめにハルを預かりにって以来のシャロムの森です。
もっとも、このときはルイの子供ということでまだハルという名前ももちろんなかったのですが。



半年振りにルイに再会です。



シャロムに残ったもう1匹のルイの娘、ナナちゃんです。

ほんとうはハルをつれて来たかったのですが、車に弱いハルをロングドライブに連れ出すのは無理。

ルイはどこかの犬とけんかしたらしく、足に怪我をおったところが化膿して一時は足の切断も考えられたというほどたいへんだったようです。

今は傷も癒えて元気でしたが、体への負担を軽くするために毛をすっかり刈られていて、一回り小さくなったように見えました。

ナナちゃんはハルに比べるとずいぶんほっそりしていて、精悍な感じです。
そのナナちゃんも近くのキャンプ場にひとりで遊びに行って保健所に連れて行かれたとか。

2匹とも自然の中で生活しているんだな、ハルとは環境が違う中で経験することもおおちがいです。





真夏のシャロムの森は朝8時で22℃ほどの気温。下界に比べるとずっと涼しいですが陽射しは強く木漏れ日のコントラストも強烈です。




L1の半ばから釣り始めますが、反応はあまり良くないようです。


やっとフライをくわえてくれたかわいいヤマメ。



サイズは小さくてもほっとします。

2匹目は朱点のオレンジがきれいなイワナでした。



3匹目はありゃー、というオチビですが#14のアントをしっかりとらえていました。



午前中はこの3匹でなんとも芳しくはありませんでしたが、お昼になってL3に入ると突然反応が続きます。

ここでいったんお昼の休憩。




休憩後は午前中の渋さが嘘のように渓魚たちが飛び出してくれるようになりました。



岩の影からキャストするとアントは追うものの見切ってしまうヤマメに、それではと結び変えたフライに一発で出たヤマメ。




換えたフライはブナパラでした。




エクステンドボディはウレタンのチューブに薄くフライライトをダビングしてあります。
水に濡れると無機的なウレタンチューブに生命感が宿るようで、私の目から見てもおいしそうに見えるのですが、ヤマメたちもこれには我慢できずに飛び出してくるようです。







このブナパラで3連発でした。




ウレタンチューブを使ったエクステンドボディの作り方については昨年の記事で紹介していますのでこちらをどうぞ。
ここで作っているのは大型のメイフライなので、ウレタンチューブにスレッドでリブを巻く、ということをやっていますが、ブナパラの場合は白のフライライトを薄くダビングするという違いだけです。



この日は20匹ほどの渓魚に相手をしてもらうことができました。

入り口まで戻るとルイは出かけているようで、留守番をしていたナナちゃんに別れを告げて帰路につきました。




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