1500Mは寒かった

wind knot

2012年05月24日 16:08




月曜から4連休。

ちょっと遠出をして、昨年も行った廻り目平キャンプ場へキャンプ&フィッシングに行ってきました。
月曜は晴れ、火曜はちょっと崩れて、水曜は回復という予報でしたが、下界から上ってきた身には寒さがこたえた。
やっぱり歳のせいですね。



キャンプ場に着く前に一振りですが反応まったくなし。
かすりもしません。いいかげん集中力もとぎれかけたころ、フライを見に来た魚の影。
少しやる気が復活。



こんなところでやっと1匹。



イワナはきれいですが、川は緑色の藻が多くてあまりいい感じじゃありませんね。


そのあと2度すっぽ抜けをやらかして、時刻はお昼をまわったので退渓。

車に戻ってみると、もう1台別の車が止まっていました。
ウエーダーを脱いでいると、2人のフライマンが戻ってきました。

私は下流に降りて釣りあがってきたのですが、彼らは上流を攻めたとのこと。
まったくダメだったので、これから千曲の本流へ行ってみるということでした。




廻り目平についてすぐテントを設営。




缶ビールでひとり乾杯をしたあと、川へ向かいます。
上流へむかう道を登り始めると心臓がバクバク言いはじめます。
わずかなアルコールでもすぐに動くと心臓に負担がかかりますね。気をつけないといけません。

それ以上のぼるのは止めて川に降ります。
が、ここも魚っけまるでなし。なんの反応もありません。

水温を計る気にもなりませんでしたが、手が切れるほどに冷たい水。
こりゃダメだなと思っていると唯一あった反応。



よかったしっかりかかってくれました。
20cmほどですがきれいな源流のイワナ。とりあえず着た甲斐がありました。


翌朝、テントから出ると半端な寒さじゃありません。
下界はもう夏日ですから、標高1500Mのここは真冬のように感じます。
山荘で聞いてみるとこれでも全然あたたかいほうですとのこと。

早朝はいい天気だったのですが、予報どおり雨もぱらつき始めます。
もう一泊する予定だったのですが、急速にテンションが下がり始めます。

川の様子を見てからどうするか決めようと、ロッドを振ってみますが、水温は5℃、時間も早く釣りにはなりません。



軟弱な私はここで撤収を決定。
思えば、昨年も2泊する予定でここに来て、2日目はやはり雨で撤収を余儀なくされたのでした。

今年は雨といっても小雨程度なのですが、寒さに負けたというところ。
前回の上野村でのキャンプで濡れたテントがせっかく乾いたのに、また濡らすのもいやだなという気持ちもあったりして(言い訳です)。





キャンプ場を後にして、幸い雨はぱらつく程度なので、川上村の本流へ移動。
路肩に車を止めて仕度をしていると、軽トラが止まって声をかけられました。

このあたりでも出るけど今年は小さいね。小雨が降って状況はいいんじゃないか。
フライならちょっと沈めたほうがいいかも。でも寒いからなあ、まあがんばって。

いいひとです。地元の方とのちょっとしたやり取りがうれしいものです。




川に降りたすぐその場所ですが、何度もアタックがあります。
なかなかフッキングしませんが、チビたちが無邪気に戯れてくる感じ。

ホリャ



コリャ



もうひとつ



小さいってこれのこと?小さすぎでしょ(苦笑)。


これなら活性はいいんじゃないかと進んでみると、そんなに甘い話はなくて、そのあとは反応なし。

やっと出てきたのは




ちょっとゆっくりした流心から飛び出してきたので気持ちはよかった。


最後にもう1匹



小ぶりのイワナが。

この1匹で2日間の釣りを終了。

先日神流川本谷で話をした長野からやってくるフライマンが、「川上もまるで釣れない。だからわざわざここまでくるんだ。」といっていたのを思い出しました。



さて、まだ休みはあるし、明日はどうしよう?
 
 

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