今日は休みの日なのだが、昨晩は飲み会で出釣はならずシャロムはお預け。
前回の記事でお知らせしたkawagarasu rod について dragfreeさんから「10ヤード前後は楽にいけるか?」というご質問があり、さきほどは「いけるんじゃないか」とお答えしたのですが、実際どんなもんか?と試し振りをしてきました。
近所の公園です。
いや、いい天気でポカポカです。Tシャツの上に長袖のシャツ、フリースを着ていったら暑くて、どんどん脱いでけっきょくTシャツ1枚に。
他のロッドとのキャストフィーリングの違いをみるため、4本のロッドを持ってきました。
上から、6'2" #3-4 のグラスロッド(coatac)
7'6" #2-3 のグラファイトロッド(buluehelon)
そしてnew rodの6'0" #3 のバンブー(kawagarasu)
一番下が 7'3" #3-4 のバンブー(b-mode design)
まずはkawagarasu rodを繋いでラインを通します。ラインは4本とも#3F DTです。
このロッドのフェルールはふつうのフェルールとは少し構造が違うので、「しっかり奥まで差し込んでください。」とのこと。
あまり奥まで入れて抜けなくなったり、逆にゆるくなったりしたら・・・という心配をしなくていいのは気が楽です。
さて、振ってみると、5ヤードくらいまではまことに軽快な振り心地。ロッドの軽さと6'という長さが生きるのはやっぱりこのあたりでしょう。
もっとも5ヤードというのは出ているラインの長さですから、12ftほどのリーダーを足すとあと4ヤード合計8から9ヤードほどはカバーできてるわけです。
その先、ラインを延ばしていって9から10ヤードあたりになると、さすがに私の腕ではちょっとつらくなってきます。
飛ぶことは飛ぶのですが、正確性やトラブルのことを考えるとよっぽどいい魚に一発勝負をかけるってとき以外無理しないほうがよさそうです。
ロッドのアクションは素振りの感触よりラインを通して振ったほうがしゃきっとするように思いました。べろんべろんに柔らかいというロッドではありません。
他のロッドはというと、7'3" #3-4 のバンブー、これはパワーの差が歴然で10ヤード以上のきょりが楽にでます。秋川あたりで15~18cmのヤマメをねらうにはちょっとオーバーパワーですね。
7'6" #2-3 のグラファイトロッド(
buluehelon)は今シーズン一番活躍してくれました。これもショートレンジの小渓流用に使っているのですが、やはりグラファイトなので10ヤードくらいは楽に飛ばせます。
coatacのグラスも短い藪沢用なのですが、大き目のグリップが好みでなくあまり出番がありません。
6'2"という長さなので、これも距離を出すには向いてないですね。
こうして何本かのロッドを振りながら、その間にもkawagarasu rodを繰り返して試してみました。
そうするとこのロッドの特性がよりはっきりと伝わってくるようです。
6'の長さと軽さをいかして、比較的落差のある、ポイントのはっきりした流れを軽快に釣りあがっていくのに適したロッドというイメージが明確になってきました。
と、短時間に数本のロッドを振り比べてみるとそのロッドの特性というものがよくわかっておもしろいですね。