砂を食うヤマメ?(養沢②)

wind knot

2011年05月30日 20:44

ずいぶんと早い梅雨入りだと思ったら、いきなり台風で、
いったいどうなっているんでしょう。

ホームリバーといえる神流川の上野村役場前の昨日18:30ごろ(ライブカメラ)。



手前の駐車スペースまで、水没しています(T_T)。

東北地方はこれからまだ大雨の危険があるようです。
被災地にこれ以上の被害が出ないことを祈ります。


先日27日の養沢釣行でのこと。

前日の夜にそこそこの雨が降り、川は少し水が多いかなというぐらいの状況。
気温は15℃ほどで、長袖のシャツだけだとちょっと肌寒さを感じるくらいでした。

午後から入った養沢はこの季節にしてはドライフライへの反応がなく、
最初に釣ったヤマメも、落ち込みの流芯の向こうに入れたフライが流れに引かれて
沈みながら流芯を横切ろうとしたときに出たものでした。




やっぱり水面じゃないのかと思いつつストマックを取ると、

写真を撮らなかったのが残念ですが、出てきたのは黄色っぽい砂。

それもかなりの量です。虫らしきものは入っていません。

写真のヤマメですが、なんとなくお腹が重そうに見えなくもない?

大雨の増水時にイワナが石を食って体を重くし流されるのを防ぐ、ということは
聞いたことがありますが、ヤマメが砂を食って流されるのを防ぐ、ということもあるのか??

翌日の28日に関東地方も梅雨入り、その後は台風の影響で大雨。

増水に備えて流されないように砂を食ったんでしょうか?

というのは釣人のロマンチックな想像で、実際には砂底に棲息するユスリカの
ラーバを砂ごと食っていたのだろうと思います。

事実、#20の赤いミッジラーバを沈めて数匹の魚をキャッチすることができたのです。
いずれにしても水面への関心が低いことだけは間違いがないようでした。

お腹の中を見るというのはさかなには申し訳ないのですが、
いろいろと想像することができておもしろいものだと改めて感じました。

 
 
 





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