テレストリアル用のフックにボディはラビットヘア各色、
ハックルはいったんパラシュートに巻いたポストを前に倒し、
アイの手前で折り返すパターン。
このやり方をなんというのだったか、忘れてしまった。
ボディが水面下にあるのでドラッグがかかりにくいのと、
さかなからみてもフライが見つけやすいし、食べやすいのでは
ないかと思っていて、最近はこのパターンを使うことが多い。
イマージャーというか脱皮途中で水面膜につかまってしまった
水生昆虫全般をイメージしている。
メイフライのハッチにマッチさせるならフローティングニンフということになる。
もちろんボディのカラーによってはそのままテレストリアル。
ハックルを変形のパラシュートにしているのは、パラシュートハックルの
円形に広がるライトパターンというのはすれた魚から見切られ」やすいんじゃ
ないかという思いがあるから。
このかたちだとライトパターンは十字に近いんじゃないかと思う。
なにより、パラシュートよりもこっちの方が虫っぽくてかっこよく見える。
そのために、わざわざひと手間かけている。
サイズは#12か、#14といったところ、夏場はテレストリアルがらみで#12がメイン。
先日の丹沢ホームでは、#12では渋るが、#14には素直に出てくれるという状況だった。
#16になるとアイの後ろのスペースが狭くなるので巻きにくい。
小さいサイズの場合はストレートシャンクのほうが巻きやすいかもしれない。
これは丹沢ホームで使ったもの#16だと思う。
この場合もボディ材はドライフライ用ではなく、ラビットなどの
ニンフ用のダビングを使っている。
どこでも実績があるが、朝霞ガーデンのスレマスにも実はよく効いたりする。