バックパック

wind knot

2019年07月24日 18:16






 現在使っているフィッシュポンドのバックパックがだいぶくたびれてきた。購入したのは2013年の7月で8月から使い始めたのだから今月で丸6年使ってきたことになる。当初は付属していたチェストパックとの組み合わせで使っていて、そのころはまだベストと併用していた。その後2017年のシーズンスタート時にパーゴワークスのパスファインダーというチェストパックと組み合わせるようになって、ベストは使わなくなった。

 くたびれてきた、といっても壊れたというわけじゃないからまだまだ現役で頑張れる。だが、全体的に色は褪せてくるしファブリックはへたってくるしでそろそろ休ませてあげてもいいころかな、と思うようになってきた。くたびれて色あせてへたってるのはお前のほうだろが、と言われると返すことばもないが長梅雨で釣りに行く気にもなれずのたくっている間に跡継ぎをポチっとやってしまった。





 右が貫録十分のフィッシュポンド、なんという型名だったかは忘れてしまった。この記事を書くにあたってネットをあたってみたが現在は廃版になっているらしくこの形のはヒットしなかった。左が今回、後継として入手したmountain dax のクルーズというパックだ。サイズは25Lとなっているが並べてみるとフィッシュポンドとほぼ同じサイズだ。容量はフィッシュポンドのほうが少し大きいように感じるが生地がへたって伸びてきているせいもあるかもしれない。

 見た目はくたびれ感いっぱいのフィッシュポンドだが、生地が破れたとか穴が開いたということはなく縫い目のほつれもない。





 唯一、背面パネルのファブリックが擦り切れて中の硬質ウレタン?が露出してしまっているのが目に見える破れだが、これは使用にあたっては支障とはならない。





 一方 mountain dax こちらはなんといってもその価格が魅力だったのだが、届いた現物を手に取ってすごくよくできているのにびっくりした。fish pond の値段はよく覚えていないしチェストパックも付属していたので比較にはならないのだが、今回の mountain dax が5~6個は買える
くらいだったんじゃないかと思う。 

 fish pond はフライフィッシング用に特化した特殊な装備も備えているが mountain dax はトレッキングのストレージとしてシンプルながら必要十分な機能を備えているようだ。






 fish pond の特徴的な装備のひとつ、パックロッドを差し込んでおくことができるスリット。細めのロッドチューブならそのまま収納できるスリットがふたつ開けてある。アプローチの長い釣り場に行くときはロッドはつながずに背中にしょって歩く。また、万が一ロッドを折ってしまった時のためにいつもサブのロッドを持って行くようにしているのだがこのロッド収納スリットはとても便利だ。





 mountain dax のほうは釣り用ではないから、もちろんロッド収納用のスリットなどは付いていない。ロッドはサイドのポケットとコンプレッションベルトで固定する。





 コンプレッションベルトだけではたぶんロッド紛失の恐れが高そうなので、ゴムコードをコードストッパーでループにしたものを作って固定するようにした。オレンジ色のコードはトレッキングポールを固定したりするために装備されていて、これでもロッドを固定できるのだがやや外側に寄って固定されるのがちょっと気に入らない。






本体の一番下にレインカバーが収納されている。まあ、使うことはまずなさそうだがロッドを装着していてもなんとかカバーしてくれる余裕のあるサイズだ。





 ウエストベルトは着脱式になっている。タウンユースのときはたしかにウエストベルトは邪魔になるからこれは便利な機能だ。もっともこのバックパックを街でつかうことはないから私にとっては必要のない機能。





 ウエストベルトの外側には小物入れがついている。fish pond にも付いているのだが容量が小さくて使ったことがほとんどない。こちらは少し大きめなので使えるかもしれない。だけどここに何を入れるのか?意外といれておきたいと思うものがない。








 気室はふたつあって外側のサブの気室には色々と小物を整理できるようなポケットが付いている。気室は両方とも口が大きく開けられるのが便利そうだ。





 一番外側はメッシュのポケット、fish pond のはこれが大きくて背負ったままでポケットの中身を取り出すことができたが、今度のもやってみたら手が届いた。ここには斜面をよじ登ったり下りたりするときに使うグローブを入れているので、背負ったままここにアクセスできると便利なのだ。





 チェストベルトに付いているこれは何だろう?とよく見たらホイッスルだった。ホイッスルはチェストパックに取り付けてあるからこれを使うことはないだろうが、おまけとしては気が利いているかもしれない。





 ショルダーハーネスはさすがにしっかりしたつくりで fish pond より疲れにくそうな感じだ。





 チェストパックを取り付けてみる。





 ハーネスにはベルトが2か所ついていて、はじめは上のベルトに取り付けてみたが下のベルトに付けたほうが安定がよさそうだ。

 この mountain dax のバックパックだが型落ち品の在庫処分ということで定価の半額、なんと税込み5,940円で手に入った。定価自体も良心的な価格だと思うのだが、なんだかとてもいい買い物ができた気がしている。
 
 関東の梅雨明けはどうも週明けになりそうだが、明日は久しぶりに上野村の本谷に釣りに行く予定だ。本谷だとなにもバックパックを背負っていく必要はないのだがいつものスタイルで fish pond にがんばってもらおう。新しいパックは早くても来シーズンのデビューかな。







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