夏風邪とウェーディングソックス
8月に入ったばかりの一昨日、涼を求めて川へと出かけてみたが、標高もさほど高くはない群馬県の渓では猛暑から逃れることにならなかった。
真夏の青空の下、広い河原の川は気持ちがいいのだが、炎天下にもろに焼かれて暑いのなんの。もちろんウエットウェーディングの足元はひんやりと冷たいがそれでは追いつかないくらいに暑かった。おまけに前日から違和感を感じていたのどが本格的に痛くなってきて、どうやら夏風邪をひいたらしかった。
この川はヤマメ主体でイワナも混じる混生域だが肝心の魚からの反応は少なかった。それでも小さなヤマメを3匹釣ることができたが、あろうことか3匹とも写真を撮る前に脱走されてしまった。暑さにやられて集中力もどこかへ脱走してしまったようだ。
ぶっつけの岩盤際でいちどだけ8寸はあるかもしれない良型が浮いてきたがフライをくわえるにはいたらなかった。2本持っていた500mlのペットボトルが空になってしまったところで、川から上がることにした。
今度は森の中のイワナの渓に降りてきた。ここは前に来たときよりも水量も多く期待できるかと思ったが、まったく反応が得られなかった。すでに抜かれてしまったのかもしれないし、この暑さではイワナたちもヤル気なし、ということか。このあとキャンプのできる川にさらに移動してもう1日釣りをする予定でいたが、どうも風邪もひどくなってきたようだし、あまりに釣れないので戦意喪失、あきらめて帰ることにした。
昨日、ちかくの医者にいくと「みんな夏風邪だね、夜もエアコンなしじゃ眠れないから1日エアコンにあたりっ放しで乾燥してるからどうしてものどにくるんだね。」といわれた。エアコンなしじゃ熱中症になりかねないし、1日中かわいた空気の中にいるとのどをやられる。どちらにしてもこの猛暑、もういいかげんにしてほしい。
今年になって使っているウェーディングソックス
ハイソックスのほうは「マズメウェイディングホットソックス」というもので本来は寒い時期にウェーダーの中に履くものとして販売されている。外側はネオプレーンで内側はフリースの2層構造で通気用の穴が空けてある。これをウエットウェーディングに使うと内側のフリースが体温を留保して暖かい。また通気穴のおかげで水抜けもよく水から上がって歩くとき歩きやすい。
このソックスだけだとシューズの中で足が遊んでしまうのでもう1足ショートタイプのネオプレーンソックスを重ねている。こちらは冬の間にホームセンターで買っておいた保温用のソックスだ。こちらも通気穴が空いているので重ねて履いても中に水がたまることがない。こちらは価格も安価なのだが耐久性はない。もって1シーズンというところかもしれない。
マズメのハイソックスにプリントされているブランドロゴがどくろマークをデザインしたもので、フライフィッシングには似合わないのが難点だが、さらにゲーターを装着するので外からは見えなくなる。
今シーズンはシューズもリトプレのダイヤル式のタイプを購入してみた。
同じリトプレの定番ライトウェイトシューズと併用しているが、着脱時は確かに楽だがそれだけで3000円ちょっとの価格差というのはどうなのかなとも思う。ダイヤルをリリースするときに意外と力がいるので寒い時期にかじかんだ指でダイヤルを回せなかったらちょっと焦るかもしれない。一長一短かなという気がする。
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