できることをやる!

wind knot

2011年03月19日 23:32

「できることをやろう」というテーマのエントリーが増えています。

何度も繰り返して流されるACのCMに高校生の男の子が
妊婦に席をゆずらなかったことを悔やみ、
老女に手を貸すことで笑顔を取り戻すのがあるでしょう。

何度も見ているのに何度見ても涙腺がゆるんでくる私です。

今日、駅の階段でベビーカーを押すお母さんを見ました。
脇のエスカレーターは節電で止まっています。

さっそく「ベビーカーを運んであげます。」と声をかけました。
お母さんには赤ちゃんを抱いてもらい、ベビーカーを階段のうえまで
運びました。

直接的には難しくても、間接的にでもできることはいろいろありますね。


私の勤めているお店でも今日から店頭で募金活動を始めました。

これまで、交通機関の乱れやら、計画停電の影響やらに振り回されて
なかなか募金活動までは手が廻りませんでした。

店内に募金箱は置いていましたが、思うほどには集まりません。

ようやく落ち着いてきて、通常に近い営業ができるようになったので
従業員の有志が交代で外に出て募金の呼びかけをしました。

やってみたら、おどろくほどたくさんの人々が協力の募金をしてくれました。

私も1時間ほどですが、マイクを握って募金の呼びかけをしました。
老若男女、たくさんの方々が足を止め、善意を分けてくださいます。

何度も涙がこぼれそうになりました。ありがとうございます。



始めて2時間もすると、募金箱が重くなって女性社員には抱えるのがたいへんなほど。

なんとこの時点で30万円を超えるほどの募金が集まりました。



感謝でいっぱいです。

インターネットを使ったものを含めて、日本中で募金活動が行われていますが
やっぱり、おたがいの顔を見ながら心も伝えてくれるような手渡しの募金の
ほうが安心できるのかもしれませんね。

みなさんの暖かい思いしっかり被災地にお届けしたいと思います。


お店のそばにこんな彫刻が置かれています。



ドーム型の岩の割れ目から覗くと、中には2匹の河童が。



こちらには河童の伝説が残されているそうで、市内の各所にたくさんの
河童像が設置されています。

駅前に設置されたこの河童たちは、岩の割れ目に隠れて遠く遠野の河童たちの
身を案じているように見えました。
 
 
 










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